Sunday, Monday, Tuesday, Wednesday, Thursday, Friday, Saturday, 11-24-2005
ちょっと前にも書いたけど、泰河は今はアメリカ人だけど、まだ日本人ではない。出生届を日本の領事館に出してないから。アメリカの領土内で生まれた人は誰でもアメリカ人になれるけど、日本人になるには、ちゃんと届を出さなくてはならない。
先週の火曜日に領事館あてに出生届を提出した。しかし、今日になってもまだ届いていない。問題は領事館がニューオーリンズにある、ということ。カトリーナの影響で郵便物は、ちょっと長めにかかるようだ。出す前に、郵便局で確かめたら、もう問題なく届いている、という返事だった。
でもまだ今日になっても届いていない。
電話で郵便局に問い合わせたところ、「その郵便局には配達はされていない」という。しかも、なぜか「ヒューストンに行ったようだ」と付け足した。困った。郵便局じゃだめだから、取り戻して、フェデックスで送ろう、ということにした。郵便物を取り返すのって結構大変。ちゃんとそれようの書類を書かなくてはいけない。
という訳で、郵便局に行った。事情を説明すると「月曜日まで待ってみたら?」といわれた。ちょうど窓口の人が、最近ニューオーリンズからやってきた人だった。ちゃんと郵便局は機能しているはず、と言う。ま、明日はサンクスギヴィングで何もかも休みだし、月曜日まで待ってもいいか。締め切りは出生後 3ヶ月だから 1月 2日。まだ結構余裕はある。
領事館にも電話してみた。もう一度、書類を送ってくれる、ということだ。それに書き直して、新たにフェデックスで送ればよい。好奇心から、「3ヶ月以上かかったらどうなるの?」と訊いてみた。かなり特別な事情がない限り、日本国籍はもらえなくなる。「カトリーナ」はかなり特別な事情かな、と思うけど、そうでもないようだ。最終的な判断は、総務省にゆだねられる。どっちにしろかなり大変ということだった。
最初からフェデックスにしておけばよかった。
この国では郵政民営化はないみたいだけど、やっぱり郵便局はちょっと負けてる。
お昼過ぎに領事館から「さっき着いたよ」と電話をもらった。わざわざ電話までしてくれるとはうれしい。
これでちょっと安心。泰河が名実ともに日本人になる日は近い。
付けたし: ヒューストンうんぬん、というのは全くのデマだったようだ。困るなぁ。全く。