Sunday, Monday, Tuesday, Wednesday, Thursday, Friday, Saturday, 12-31-2005
さて大晦日だ。アメリカでは元日は普通の休日なので、大晦日も特にこれといって何もない。うちもおせち料理とかしなくなってしまった。ま、年越しそばくらいしようかということで、これからエビを買いに行く。
ところでこのブログ、予想に反して子育ての話題が少なかったなぁ。久しぶりに泰河の写真が登場した、と思ったら七面鳥と 並べられてるし ・・・
でも 2005年の締めは 3ヶ月になった泰河。やや便秘気味だけど元気。それでは良いお年を。
Sunday, Monday, Tuesday, Wednesday, Thursday, Friday, Saturday, 12-31-2005
そういえば先週末で ファンタシーフットボール が終了した。
僕のチーム、Fighting Sheep (戦う羊たち)は準優勝だった。最後の二週間でけが人が続出したり、QBの Brett Favre がひどかったりちょっと大変だった。でも初めての参加で 14チーム中準優勝だったのでよしとしよう。優勝した Girly Men も初参加だったらしいけど。しかも参加者唯一の女性。
年明けて 9日に打ち上げがあるらしい。反省会かもしれない。
Sunday, Monday, Tuesday, Wednesday, Thursday, Friday, Saturday, 12-30-2005
アメリカで中華料理を食べるとフォーチュンクッキーが出てくる。
昔の話だけど、フォーチュンクッキーに "Eat more Chinese food." と言われたことがある。
それはフォーチュンでも何でもない。プロパギャンダだ。
Sunday, Monday, Tuesday, Wednesday, Thursday, Friday, Saturday, 12-29-2005
そういえば、クリスマスの日に七面鳥を焼いた。ターキートス の日にもらってきたやつ。解凍は冷蔵庫に入れて 72時間と聞いていたけど、本当にそんなにかかった。それだけで大仕事だ。そうでもないか、冷蔵庫に入れておくだけだし。本当は 24日にやる予定だったんだけど何となく気分が乗らなかったので 25日になった。特に誰に宣戦布告した訳でもないので柔軟に対応できる。
調理の仕方はいろいろインターネットで調べたんだけど、要するに中にたまねぎとかハーブとか入れて、バターを塗って焼けば良いらしい。きっといろいろとテクニックがあるんだろうけど、あまり興味がないので、それだけ。ハーブは、名前を知っているローズマリーとタイムを買った。そのせいで、サイモン&ガーファンクルの歌が頭の中でエンドレスに流れることになった。スカボロフェアの歌だ。
ローズマリーとタイムを切り刻んでバターに入れて、それを塗る。で、オーブンに入れて後はひたすら焼く。
ターキーの温度が 88度になったら出来上がり。午後 1時半から焼き始めて 6時に出来た。でもちょうど完成という時にうたた寝してしまったので、ちょっと焼きすぎた感じ。味は・・・ま、七面鳥ってこんなものだね。なんかちょっとパサパサしている感じだけど、ま、いいか。まりも僕ももともとあまりターキー好きじゃないし・・・まりは「おいしい」って言って食べてくれた。僕はわさび醤油で食べた。
とりあえず一度はやってみたかったターキー丸焼きが経験できたのでそれでよし。これが最初で最後になるかもしれないし、将来、人を呼んで盛大にやるかもしれない。今回はちゃんとできるかどうか不安だったので人を呼ぶ訳にもいかず、大量のターキーをふたりで食べることになった。ジレンマというやつだ。
Sunday, Monday, Tuesday, Wednesday, Thursday, Friday, Saturday, 12-23-2005
あの DVDが昨日の午後二時発売だった。予約をしていたのでちょうど二時に受け取りに行った。その DVDとは・・・
ヴァンダービルト大学がテネシー大学に勝った試合が DVDになった。
フットボール 1試合勝ったくらいでわざわざ DVDを作るほどの価値があるのか? ・・・おおいにある。
まず基本情報から。
ヴァンダービルト大学のフットボールは弱い。もうずぅっとすごく弱いから全米レベルで笑いものになるくらいの弱さ。ワースト 10とかいうのに常に入る。最近の成績はというと、2002年 2勝 10敗。2003年 2勝 10敗。2004年 2勝 9敗。
テネシー大学のフットボールは強い。全米でも上位に入るほどのレベル。2002年は 8勝 5敗、2003年 10勝 3敗、2004年も 10勝 3敗。
という訳でこの 2チームの対戦はたいてい一方的な試合になる。2002年は 24対 0、2003年は 48対 0だった。さらにヴァンディーがテネシー大学に一番最近勝ったのは 1982年。毎年対戦するから 22連敗。
テネシー大学があるノックスビルはここナッシュビルから 200マイルほど離れている。それでもナッシュビルの人も大学フットボールと言えば、テネシー大学の方を応援することが多い。地元のスポーツラジオを聞いていても、テネシー大学の話題の方が多いくらいだ。
それが、今年はヴァンディがちょこっと強くてテネシーが例年になく弱かった。試合は残り 1分 11秒での逆転勝利。22年ぶりの勝利だから、DVDくらい作ってもバチはあたらない。2000枚ほど生産されて、予約だけでその数を上回ったそうだ。
感動的な DVDに出来上がっていた。
またあとで見ようっと。アンダードッグ好きにはたまらない。
今日の英単語 : underdog
英語で underdog と言ったら「負け犬」ではない。負け犬にあたる英単語は loser。
アンダードッグはもっと好感の持てる単語。勝つとは思われていないチーム(選手)、弱いチーム、のこと。弱いけどがんばっている、というプラスの意味が込められることが多い。
Sunday, Monday, Tuesday, Wednesday, Thursday, Friday, Saturday, 12-23-2005
このあいだ、七面鳥 をもらいにいった日、デジカメを持ち歩いていたので、ついでに救急車の写真を撮った。救急車は英語で ambulance アンビュランス。
さてアメリカでよく見る救急車なんだけど、上の写真には間違いがひとつある。ど~こだ?
これが本当の救急車。最初の写真は左右反転してある。
アメリカの救急車の前面の文字は、鏡文字で書かれている。警察の車も同様。パトカーの POLICE も鏡文字で書かれている。
これには、運転している時に後ろから迫ってくる救急車を見るときはバックミラーごしなので、鏡文字で書かれていると鏡の中ではちゃんと見えるから、というまっとうな理由がある。
確かに、そう言われればそうだけど、救急車にしてもパトカーにしても、書かれている名前を見る前に、サイレンを鳴らしているちょっと派手な車を見ればそれが何だか普通はわかる。
ちょっと話がずれるけど、アメリカには日本と違って、車は右側でも左側でも進行方向から書かなくっちゃ、という変な習慣はないから「便急川佐」とか「山小ルラーロフ」とかいう変な車は走っていない。
Sunday, Monday, Tuesday, Wednesday, Thursday, Friday, Saturday, 12-20-2005
昨日は年に二度の Turkey Toss の日だった。ターキートスとは、うちの大学の従業員にただで七面鳥が配られる日。クリスマス前と感謝祭前、年に二度盛大に行われる。所定の場所(仮設テント)に行って身分証明書を見せれば七面鳥一羽もらえる。
生きたのをペットに、ということではなくて、カチカチに凍ったのを一羽。
いつも話には聞いていたのだけど、実際にターキーをもらいに行ったのは初めてだった。↑テントの外
↓テントの中
ちなみにあまった七面鳥はみんな寄付されるらしい。常々うちの大学太っ腹、と思っていたけど、よく考えたらこれは年末のボーナス?・・・だとしたら、ちょっとだまされてるかもしれない。と、そんなことを言ってはいけない。喜んでもらってきた。でも七面鳥まるまる料理したことないから、これをどうするのかが今週の課題。重さを量ったら 6.5キロあった。
もらった七面鳥(右)
Sunday, Monday, Tuesday, Wednesday, Thursday, Friday, Saturday, 12-20-2005
ピッツバーグを本拠地にするメジャーリーグのチーム、Pittsburgh Pirates を応援しよう。ピッツバーグに関係ない人もみんなでパイレーツを応援しよう!なぜなら・・・パイレーツは弱いから。
2006年はここ 15年くらいで初めて明るい兆しが見えるかもしれない年。
最近の調子
悪い。とりあえず 2006年の目標は「とんとん」。勝率 5割を目指す。一番最近、パイレーツが勝率 5割以上でシーズンを終えたのは 1992年。ということはここ 14シーズン連続で負け越し。そんなチームはなかなかない。
歴史
かなり長い間低迷が続くパイレーツだけど、もっと昔にさかのぼれば強い時代もあった。最初にワールドシリーズに出たのは 1903年 (100年以上前じゃん・・・) 初のワールドシリーズでの勝利(つまり優勝)は 1909年。優勝回数は 7回にもなる。1970年代には地区優勝 6回、ワールドシリーズ制覇 2回と全盛期を迎える。90年から 92年にかけて 3年連続で地区優勝したのを最後に優勝、プレーオフ出場どころか、勝ち越しからも遠ざかる。
なぜ弱いか
メジャーリーグは強いチームと弱いチームの差が出る仕組みになっている。選手の年棒に上限がないのでお金持ちの球団がどんどん強くなる。フットボールのように試合の放映権からくる収入を全チームで分配する、という仕組みもないために、大都市のチームだけがどんどんお金持ちになって、どんどん強くなる。
2005年のパイレーツの選手(中心選手 19人)の合計年棒は約 3800万ドル。巨額にも思えるけど、これは 30チーム中下から 3番目。最も合計年棒が高いのは、当たり前だけどヤンキースで、17人で約 2億 600万ドル。2位はレッドソックスで 1億 2000万ドル。続いてメッツが 1億 500万ドル。要するにパイレーツはヤンキースの 1/5弱。パイレーツで一番高い年棒はジャック・ウィルソンの 300万ドル強。ヤンキースで 10番目のゴリラ・マツイが 800万ドル。
明るい兆し
新しい球場も出来たし、観客数もちょっとずつ増えてきた。2006年は合計年棒を 5000万ドルレベルまであげるらしい。それに一番明るい話題は、2003年の新人賞に輝いたジェイソン・ベイ (Jason Bay) のように若くて将来有望な選手がいっぱい、パイレーツの 2軍、3軍から育ってきた、ということ。いっぱいいる期待の若手達が、金に物を言わせるヤンキースなどの邪悪なチームにとられる前に、一旗あげられるといいんだけど。
Sunday, Monday, Tuesday, Wednesday, Thursday, Friday, Saturday, 12-16-2005
またマスコットの話題なんだけど、今日はナッシュビル・キャッツ。ナッシュビルにはプロのフットボールのチーム (Titans) とホッケーのチーム (Predators) の他に、屋内フットボール (Arena Football) のプロチーム、ナッシュビル・キャッツがある。Nashville Kats。
オーナーの一人が、カントリー歌手のティム・マックグロウ (Tim McGrow)。フットボールを見に行って、ついでに彼の歌も聴けるらしい。カントリーファンには好評。
ナッシュビルは Music City と呼ばれるほど音楽産業がさかん。特にカントリーミュージックのメッカとして知られる。そんな訳で、ナッシュビル・キャッツのマスコットも右手にフットボール、左手にギターを持っている。
それにしてもこいつ、目は眠そうだし、典型的ないい加減なミュージシャンという感じ。リハーサルには来ないし、本番にも二日酔いで来るタイプだ。
そもそも彼にはギターは弾けないじゃないかな。指 4本しかないし。
Sunday, Monday, Tuesday, Wednesday, Thursday, Friday, Saturday, 12-15-2005
VOW ネタの宝庫として知られるアジア・メキシコ食材店のK&Sでまた変な物を買った。この間買った、にぱんのラーメン卍 はおいしくなかったので、結局一食分食べただけで残りは処分。ごめんなさい。で、今回買ったのはこれ。ラーメンなのかうどんなのか?
麺の太さはちょうどラーメンとうどんの中間くらいだった。そういうことだったのか。
キムチ入りでかなりあやしいオレンジ色で、しかもかなり辛いけど、なかなかおいしかった。でも、海鮮味って書いてあるけどキムチの味しかしない。
日本のカップラーメンに比べたら値段は半分。
Sunday, Monday, Tuesday, Wednesday, Thursday, Friday, Saturday, 12-14-2005
このあいだ、嵐の日に車の鍵をオフィスに忘れてはるばる取りに戻った 話 を書いたけれど、今日もまた忘れ物をした。
仕事へ行く途中に時々、パネラブレッドでコーヒーを買う。週に 3日ほどほぼ同じ時刻に行くのでお店の人に顔を憶えられた。何も言わなくてもラージコーヒーが出てくる。このあいだ、「何かもうちょっと冒険したら?」 Why don't you try something different for a change? と言われた。余計なお世話だ。「じゃ今日はカフェイン抜きにする」 Then I'll try decaf today. とかわしておいた。話がそれた。
僕はコーヒー好きだけど猫舌なので、仕事に着くまでにコーヒーはほとんど飲めない。今朝、そのまだたっぷり入ったコーヒーを車に置いてきてしまった。
言い訳 : 今日はお弁当を持って来たので、お弁当を車においていかないように、それだけで頭がいっぱいだった。以前お弁当も車においてきたことがあるから。今日はお弁当箱はちゃんと忘れなかった。ま、それでよしとしようか。最近自分にあまいからなぁ。
つけたし : ファンタシーフットボールの決勝トーナメント一回戦、何とか勝った。危なかった。格下の相手に金星を与えるところだった。ひやひやした。でもこれで当初の目標のベストフォー (final four) 進出は果たした。今週の相手はちょっと手ごわい。でも僕のチームも今週は高得点が期待できる。これで勝てば決勝戦だ。がんばろうっと。って僕ががんばる訳ではないのだけどね。
Sunday, Monday, Tuesday, Wednesday, Thursday, Friday, Saturday, 12-13-2005
先週の 火曜日 に引き続きファンタシーフットボールの話。このファンタシーフットボールの勝ち数はある程度運に左右される。例えば、14チーム中その週、2番目に高い点を獲得したとしても対戦相手が最高得点のチームだったら負けてしまう。他の 12チームのどれかにあたっていたら勝っていた訳だから、運が悪い、と言えよう。下の勝敗表にあるように、一番総得点の高い Number Crunchers が 7勝で 4位。3位の ShaoLin Monks 「少林僧」は総得点は低いけどそれでも 8勝をあげた。
これは生物統計学部内でのリーグだったので、参加者は統計学者か、そうでなくても統計学に関わるプログラマ達。という訳で、この「運」をどう数値化するかで盛り上がった。ま、さほど難しいことではないのだけど。
誰とあたるか、の部分をなくすには毎週総当たり戦にしてしまえばいい。ということで、例えばその週最高得点をマークしたら誰とあたっても勝つので、1ポイント獲得。2番めの得点だったら、13チーム中 12チームには勝てるので、ポイントは 12/13。一番低い点だったら誰とあたっても勝てないので、その週のポイントは 0。それを 13週分足したものを本当の勝利数とする。
この数にはいろいろ解釈の仕方がある。「運」の要素を除いた勝利数の期待値、というのが解釈の一つ。14チームの総当たり戦なので、どの順番で対戦するか、違った組み合わせは無数にある。そのうち一つをランダムに選んでスケジュールとした時の勝ち数の期待値。
あるいは、もう少しストレートな解釈は、1週目から 13週めまで、自分が勝ったチームの数の平均値。
その期待値と実際の勝ち数の違いが「運」の要素。
で、このリーグでの結果は・・・
チーム名 | 総得点 | 勝利数 | 勝利数の期待値 | 運 |
Fighting Sheep | 1164 | 10 | 8.69 | 1.31 |
W=L^2 | 1119 | 10 | 8.08 | 1.92 |
ShaoLin Monks | 1055 | 8 | 7.62 | 0.38 |
Number Crunchers | 1203 | 7 | 9.23 | -2.23 |
Norwegian Pillagers | 1141 | 7 | 8.31 | -1.31 |
puissant pythons | 1049 | 7 | 7.54 | -0.54 |
Girly Men | 1009 | 6 | 6.38 | -0.38 |
\0?907|*\/\/|\|? | 879 | 6 | 5.15 | 0.85 |
Fighting Badgers | 988 | 5 | 5.92 | -0.92 |
Blue Devils | 968 | 5 | 6.15 | -1.15 |
forty niners | 913 | 5 | 5.00 | -0.00 |
. | 897 | 5 | 4.69 | 0.31 |
Eagles Soar No More | 893 | 5 | 4.46 | 0.54 |
Hillsboro Wanderers | 837 | 5 | 3.77 | 1.23 |
という訳で、僕の Fighting Sheep は運の要素を除けば、8.69勝できる成績を残した。実際には 10勝したからその差の 1.31 は運が良かったから、と言える。総合得点一位の Number Crunchers は 9.23勝してよい成績なのに実際には 7勝しかしていない。運が悪かったので 2.23勝しそこねた、ということ。
プレーオフはトーナメント戦なので一度負けたら終わり。運がさらに大きく物を言うようになる。
Sunday, Monday, Tuesday, Wednesday, Thursday, Friday, Saturday, 12-09-2005
今日はジョン・レノンの命日。25年前の今夜撃たれた。僕はまだ 6才だったから憶えていない。ビートルズとかジョン・レノンが好きになったのはもう少し年をとってから。ビートルズの歌の歌詞が理解できるくらい英語に堪能になりたい、というのが最初にアメリカに来た理由だったかもしれない。
昔、ジョン・レノンが射殺された次の日の新聞を図書館まで探しに行ったことがある。もちろん一面に載っていた。その見出しは、ジョンレノン 殺さる
殺されるではなくて殺さる。
25年前といえば大昔だ。
Sunday, Monday, Tuesday, Wednesday, Thursday, Friday, Saturday, 12-08-2005
お弁当を持ってこない時は、となりの子供病院のカフェテリアで食事をすることが多い。その中にサブウェイが入っている。お昼時に行くといつもすごい行列なので、2時過ぎに行くことが多かった。今日久しぶりに行ってみたら、まだ 1時だというのにあまり待っている人がいない。注文キオスクが出来ていた。
ちょうど空港でチケットを発券してくれるのと同じような機械。こんなの。タッチスクリーンでパンの種類、入れるチーズ、野菜、ドレッシング、とみんな選べる。サブウェイは好きなんだけど、いちいち注文するのがめんどくさい、と思っていたのでこれはうれしい。ちゃんと量を多めに少なめに、というのも選択できるので、微調整も可能。作る方もいちいち「これは?これは?」と訊かずにできるので効率はかなりあがるんだと思う。
後日談:残念ながらこの機械はかなりすぐ消えた。評判悪かったのかな?
Sunday, Monday, Tuesday, Wednesday, Thursday, Friday, Saturday, 12-07-2005
10月 31日 に書いた、ファンタシーフットボールのレギュラーシーズンが終わった。ファンタシーフットボールとは、今アメリカで大流行の遊び。実在のフットボール選手を何人か選んで自分のチームとして、毎週その選手の活躍度合いによって、自分のチームの得点が決まる。
14チームによる総当たり戦を終了して、結果はこうなった。僕のチーム、Fighting Sheep 『戦う羊たち』、は見事 10勝 3敗で一位。ある程度運も必要だけど、やはり最初にどの選手をドラフトして自分のチームに入れるか、が強いチームと弱いチームを分ける最大のポイント。他にも毎週細かい操作が必要で、結構面白い。スポーツ観戦好き(特にフットボール好き)がこういうところで活かせてよかったよかった。誰も誉めてくれないんだけどね。フットボール好きの仲間うちでも「タツキのチームは運が良かっただけだ・・・」とも言われる。ま、でも勝ちは勝ち。
来週から上位 8チームによる決勝トーナメント。
だけど、中心選手にケガ人が出て、ちょっと不安。何とか緊急に選手交代をしないといけないかもしれない。来週誰が活躍するかリサーチが必要だ。
Sunday, Monday, Tuesday, Wednesday, Thursday, Friday, Saturday, 12-05-2005
学校のマスコットの話の続き。
3.野菜。アリゾナにある Scottsdale Community College のマスコットは artichokes。アーティチョークスとは野菜の一種で和名は「朝鮮アザミ」。アメリカ広しと言えども野菜がマスコットの大学は他にはないと思う。大学のページにアーティチョークを使った 料理 まで載っている。
大学の紹介のページによると、マスコットがアーティチョークになった経緯は、かいつまんで話すと次の通り・・・
1970年に開校したこの大学は学生が大学の運営などに積極的に関われることを売りにしていた。大学がスカラシップのお金を使って州外のスポーツ選手を呼ぼうとしたことに生徒側が反発。学生側はそのスカラシップをインディアンの生徒の奨学金に当てることを望んだ。
マスコットの決定権をゆだねられた学生側は、スポーツに力を入れる大学に反抗して妙なマスコットばかりを候補に上げた。1972年の選挙でマスコットをアーティチョークスにすることを決定したが、大学側は投票率がたったの 11% だったことを理由にそれを認めず、Drovers (家畜を追う人、ま、カウボーイかな)を候補に追加。
学生対(大学+スポーツ選手)の構図となった追選挙では アーティチョークスが 70%を獲得して圧勝。かわいいけど、やっぱり弱そう。特にナメクジにはやられちゃうね。
Sunday, Monday, Tuesday, Wednesday, Thursday, Friday, Saturday, 12-04-2005
学校のマスコットの話の本題。アメリカには妙なマスコットの大学がいくつかある。
1.アリクイ。UC Irvine (カリフォルニア大学アーバイン校)のマスコットは Anteaters。たぶん、アメリカにはアリクイは生息しない。このマスコットの歴史はさほど古くなく、1960年代に制定されたということだ。マスコットを決める権限は学生たちに委ねられ、選挙の結果アリクイが勝利した。当時はやっていた漫画(コミックブック)のキャラクターだ、という話を聞いたことがあるけれど、真偽のほどは不明。
2.ナメクジ。UC Santa Cruz (カリフォルニア大学サンタクルーズ校)のマスコットは Banana Slugs。バナナのように黄色くて大きいナメクジ。サンタクルーズの森に生息するらしい。だけど、ナメクジをマスコットにするかなぁ?でもこのバナナスラッグス、かなり人気が高く、Best College Mascot などの賞も受賞している。↑ちょっと劇画チックなナメクジ。
↓パルプフィクションで、一躍有名になった。
Sunday, Monday, Tuesday, Wednesday, Thursday, Friday, Saturday, 12-04-2005
学校のマスコットの話の続き。
我がヴァンダービルト大学は、Commodores (コモドアーズ)。何なんだろう?図柄はこんな感じ。なかなか渋めのお兄さん。 Commodore とは海軍のランクの一つで、キャプテンよりは上だけど、さほど偉い訳ではない。
なんでヴァンディーのマスコットが海軍関連かというと、創始者(出資者)のヴァンダービルトさんが、そのランクの保有者だったかららしい。Commodore Vanderbilt ってことかな。実際にはビジネスマンだけど。
コモドアーズって言うとまどろっこしいから、応援するときはもっぱら 'Dores ドアーズと略すらしい。ドアーズと聞くと Jim Morrison を思い浮かべるから、何となくかっこいい。
Sunday, Monday, Tuesday, Wednesday, Thursday, Friday, Saturday, 12-03-2005
アメリカの大学にはマスコットが必ずついている。大学だけではないか。高校にも必ずついている。
僕が今まで行った学校・・・Elk Grove Thundering Herd
これはエルクグローブ高校。当時と絵が変わってるけど。学校の名前が Elk Grove なので、マスコットも絵の通り Elk (ヘラジカ)。でも Elk Grove Elks だとくどいから、Thundering Herd になったんだろうな。Thundering は雷のようにドロドロ轟くという形容詞で、Herd は群れのこと。だからヘラジカが群れになって突進している絵。
De Anza Dons
コミュニティーカレッジなので、スポーツはさほど盛んではない。という訳で、ドンズのアイコンも見つからなかった。ドンはスペインの紳士のことだと思う。ドン・キホーテのドン。大学が、カリフォルニアにありがちなスペイン系の名前。で、しかも頭文字をそろえて Dons にしたんだろうな。
California Golden Bears通常はゴールデンを省いて Bears という。カリフォルニア大学は幾つか (9?)あるのだけど、バークレーが本校なので、University of California と言ったらバークレーのことを指す。と、バークレー関係者は言う。UCLA の人たちはそう言わないかもしれない。
マスコットはオスキー。
Pittsburgh Panthers
ピッツバーグ大学はパンサーズ。絵だとちょっと怖い。これも頭文字をそろえるタイプ。ピットはかなり歴史の古い大学(始まりは1787年)で、マスコットを決める際に「まだパンサーズを使っているチームがなかった」というのが決めてになったらしい。今ではパンサーズはごろごろあるけど、ピットが第一号ということかな。
Sunday, Monday, Tuesday, Wednesday, Thursday, Friday, Saturday, 12-01-2005
そういえば、NBA (プロのバスケ)が始まっていた。ちょっと前まではいろんなプロスポーツの中で NBA が一番好きだった。バスケが特に好きという訳ではないけど、アメリカに来てすぐサクラメント(近郊)に住んだので、その時からずっとサクラメントキングスを応援している。 92年からだから、結構ファンとしてベテランの領域に入ってきた。
当時はキングスは非常に弱かった。勝率 4割に満たないチームだった。でもサクラメントではすごく人気で、今でもサクラメントの試合は必ず満員。90年代後半から強くて人気のあるチームに変身した。そのおかげでこうしてナッシュビルでもテレビでキングスの試合をたくさん見れる。
昨シーズンまでは結構ちゃんと見ていたけれど、今シーズンはいまいち盛り上がらない。キングスが弱いというのもあるけれど、昔は弱くてもテレビで試合をたくさん見ていた。今シーズンはキングスの試合があるのかすらチェックしない日がある。今はフットボールに心を奪われているので、フットボールが終わったら、ちゃんとバスケを見るようになるかもしれない。フットボールが終わって野球が始まる間。バスケはつなぎに格下げか?
チームの選手がコロコロ変わる、というのが興ざめする主な原因。特に最近のキングスは主力選手を思い切ってトレードして、数年前と比べるとがらっと変わってしまった。黄金時代は、Bibby, Christy, Divac, Webber, Stojakovic, Jackson などが主力だった。今この中で残っているのは Bibby と Stojakovic だけだ。僕は Christy が好きだったので、彼がトレードされて一時代が終わったという感じだった。代わりに新しく来た選手たちは、個人能力は高いけれど、キングスの売りだったチームプレーに徹する、というタイプではないのが多い。だから、テレビで見ていてもドリブルが多すぎであまり面白くない。
という訳で、バスケ熱は下降気味。代わりにパイレーツ熱が急上昇。やっとオーナーがお金を使う気になったらしく、ちょっと選手補強が出来る。ま、それはまた別の話か・・・