Sunday, Monday, Tuesday, Wednesday, Thursday, Friday, Saturday, 01-31-2006
このあいだ、小学校(静岡県藤枝市立青島小学校)の校歌を歌ってみた。小学生だったのはもう 20年くらい前のことだけどまだちゃんと歌えた。でも歌詞が正しいかちょっと不安だったので調べてみたんだけど、どこにも載っていない。というか青小のウェブページがない。そんなんでいいのか?
小学校の校歌にしてはかなり難しい
松の緑の青島を
名に負う校庭(にわ)に立つ我が友は
清き操を幹として
明き心を花とせん
清き操の幹なれば
よく霜雪(しもゆき)の辛苦に耐えん
明き心の花にこそ
誠実信義の実は結べ
小学生に「清き操」とか「誠実信義」とか歌わせてもなぁ。歌詞の意味が判んないで歌ってるんだろうなぁ。君が代もそうだろうけど。
二番の最後は「~こそ+已然形」の係り結びだ。
Sunday, Monday, Tuesday, Wednesday, Thursday, Friday, Saturday, 01-28-2006
おつりの話 を書いていて、ふと思い出した。かなり昔の話。僕はまだ日本の高校生だった。小さな本屋さんでナウシカを買った。何巻かは忘れた。多分 370 円とかだった。520 円出した。細かい数字は定かではないけど、とにかくおつりが 10円玉じゃなくて 50円玉で返ってくるようにした。
レジの高校生が一瞬止まった。ま、でもちゃんとおつりくれたけどね。
どうやらバイトを始めたばかりのようだった。ずっと横で見ていたレジのおばさんが、僕がまだ目の前にいるのに「こうやって、変なお金の出し方する人もいるけど、がんばってね」と、そのバイトの子に言った。
そんなに変なのか?トラウマになっている。なってないか。
例えば、買った物の値段が 2ドル 88セントで、おつりにクオーター (25セント硬貨)がくるように、3ドル 13セント出したとする。それで、おつりでダイム (10セント硬貨) 2枚とニッケル (5セント硬貨)を差し出された時のダメージはかなり大きい。このダイム今僕が渡したんじゃん・・・
Sunday, Monday, Tuesday, Wednesday, Thursday, Friday, Saturday, 01-28-2006
このあいだ、4ドル 82セントの買い物をした。20ドル紙幣を出したあと、「あ、ちょっと待って下さい」と言った後に 7セントを付け足した。僕は小銭が嫌いなので、なるべくお釣りがクォーター(25セント硬貨)でもらえるようにする。
おつりは 15ドル25セント。でも、「待って」と言ったにも関わらずレジのおばさんは、20ドルと打ち込んでしまった。それでお釣りの 15ドル 18セントを渡そうとしてきた。じゃらじゃらじゃら。そんなにじゃらじゃらともらうのはイヤだったから、おばさんの目の前に置かれている 7セントを指差した。
するとおばさん、結構明るく「ハイハイハイ」といった感じでやり直した。ちょっと考えていたから何か言おうかと思ったけど、それより早く 16ドルを差し出した。
めんどくさいから、そのままもらっておいた。別に数セント勘定が合わなくてもたいしたことなさそうだし。
ま、計算ができなかった、というより、勘違いしていたんだろうな。どっちでもいいんだけど、別に。
Sunday, Monday, Tuesday, Wednesday, Thursday, Friday, Saturday, 01-26-2006
さて・・・
0 と 1 の間の数をランダムに N 個選ぶ。 0.34873 と 0.84331 と 0.03224 とか。それを足してから四捨五入して整数にする。例の数字だと、和は 1.22428 で四捨五入すると 1 。次にそれぞれの数を四捨五入してから足す。0 + 1 + 0 = 1 。この二つの足し算の結果が同じになる確率はどれくらいだろうか?
数が二つしかない時は、ちょっと考えれば解ける。 3/4。
数が三つになると、ちょっと大変だけど答は 2/3。四つ以上だと、大変。僕には解けない。そういう時は・・・
解法その 1。
シミュレーション。
例えば N が 50 の時。ランダムに 50個の数字を選ぶ。足して四捨五入する。四捨五入して足す。それがいっしょかどうかチェックする。これを 500回繰り返して一緒になった確率を求める。500回のうち 96回一致した。確率は 19.2%。一回だけじゃなんだから、あと 4回やってみる。確率は 16.2% 19.6% 17.0% 19.0% だった。それをいろんな N でやってみる。2から 100までの N でやってみた。横の軸がN。黒い点が、500回繰り返した時一致した確率を示している。N=50のところの黒い点が 5つ、19.2% 16.2% 19.6% 17.0% 19.0%のところにある。
これによると、N が 2の時の 75% から始まって、一致する確率は急激に減っていくけど、N が 20 くらいから、減り方が緩やかになって、N が 50より大きくなると、一致する確率はほとんど横ばい。
横ばいに見えるけど、緩やかぁに減り続ける。N → ∞ の時、この確率は ↓0。
解法その 2。
概算。
この確率は N が大きい時は、Central Limit Theorem (中心極限定理)を使って近似値を求めることが出来る。
むにゃむにゃむにゃと計算すると、その近似値の式はとなる。
は正規分布の累積分布関数とする。
上の図で、緑の線がこの近似値。
N が大きい時の近似値だけど、N が 2とか 3でもかなり正確な答を出している。
N | 2 | 3 | 4 | 5 | 10 | 15 | 20 | 30 | 40 | 50 | 60 | 80 | 100 | 150 |
確率 | 75% | 67% | ? | ? | ? | ? | ? | ? | ? | ? | ? | ? | ? | ? |
おおよそ | 78% | 68% | 61% | 56% | 42% | 35% | 30% | 25% | 22% | 19% | 18% | 15% | 14% | 11% |
おおよそ、と表現したけれど、かなり正確だと思われる。という訳で、例えば、ランダムに選んだ数字を 30個足してから四捨五入する、四捨五入してから足す、答が一致する確率は 25%。
ま、「だから何?」と言われると困っちゃうんだけどね。ただ計算してみたかったから計算しただけ。普通の人の日常生活では役立たない、と思う。うぅん、でもこれが役立つ日常生活ってのもちょっとやだなぁ。
つけたし : でも本当に必要なのは、一致する確率じゃなくて、不一致の時にどれくらい違うか?ってことかな。四捨五入するとメモリがちょっとでいいし計算が楽になるけど、情報が失われる。その代償はどれくらいなんだろうか?
えぇと、これは簡単だな。ま、いずれそのうち。
Sunday, Monday, Tuesday, Wednesday, Thursday, Friday, Saturday, 01-25-2006
赤ちゃん用のよだれかけのことを日本だとスタイと言うらしい。
何語なんだろう?英語だとビブ bib。
英語でスタイ sty と言ったら、豚小屋のこと。転じて、薄汚い家のことも言う。
豚って、イメージよりも神経質できれい好きらしいけど、スタイと言ったら、泥まみれで汚い感じ。
ビブを輸入していたお店(グランドール)が「スタイ」として売り出したのが 語源 らしい。ま、言葉の響きはきれいっぽいからねぇ。まさか豚小屋を想像はしないよねぇ。
ビートルズの I am the Walrus に出てくる。
Expert textpert choking smokers,
Don’t you think the joker laughs at you? (オホホ イヒヒ アハハ)
See how they smile like pigs in a sty,
See how they snied.
I’m crying.
もともと意味不明の歌詞なので、訳はなし。
ついでにアフガンも何だかなぁ?うちでは「おくるみ」と呼んでる。ビブのことも「よだれかけ」と呼んでる。ひらがなの方がかえっておしゃれだね、今時分。おくるみ=アフガンは、結構古くから使われているらしいけど、アフガンと聞いたらやっぱり「ランボー3、怒りのアフガン」が出てくる。英語では、副題はついてないけどね、この映画。
「よだれかけ」も「おくるみ」も日本語でいいじゃんね。
こんなに外来語がオーバーユーズされている現状からディバートして日本人のアイデンティティをリカバーしたい、というメジョリティーのコンセンサスをゲッチューするためにタスクフォースをオーガナイズしようかしらん。
この中で許せるのはゲッチューだけだな。リカバーもいいか。
Sunday, Monday, Tuesday, Wednesday, Thursday, Friday, Saturday, 01-25-2006
先日、ドン・ベリーに会った。誰じゃそりゃ?統計学の世界では有名な Donald Berry 教授。うちの大学を訪れていたので、無理をして 45分のミーティングの時間を作ってもらった。Don Berry と 45分のミーティングをしたと言ったら、うらやましがる人がたぶん 100人くらいはいる。かもしれない。
彼は Bayesian (ベイジアン)と呼ばれる統計学の宗派を代表する統計学者。
統計学には Frequentist と Bayesian という二つの考え方がある。考え方が重なるところも多くあるけど、結構基本的な所でこの二つの考え方は一致しない。哲学的な要素も多いので、「宗派」っぽい。
で、僕は基本的に Frequentist なので、その道の専門家から Bayesian 側の議論を聞くことができて大変ためになった。
僕が専門的に研究している Adaptive Designs という分野では Frequentist と Bayesian の勢力はほぼ五分五分。ベイジアンになると、フリークェンティストが頭を悩ます問題が一挙に解決してしまうこともある。僕も以前、セミナーで発表して「今後の課題はこれこれです」と言ったら、「Bayesian だったらその問題は最初から存在しないよ、君ぃ」と言われたことがある。でも、だからと言って Bayesian に問題がないか、と言うとそうでもない。少なくとも僕はまだ納得できない部分が多くある。
うちの学部では Bayesian はちらほら。でも学部長が惚れ込んでるから、だんだん勢力を増してきている気がする。
大学によって Bayesian かどうかはだいたい分かれている。Harvard, Carnegie Mellon, Chicago などが Bayes の代表格で、Berkeley が Frequentist をひっぱる。ヨーロッパ(特にイギリス)では Bayes の勢いはアメリカよりも強いらしい。
あと 30年もしたら、Frequentist は絶滅してたりして。あるいは生き残った少数派が秘密結社を作っているかもしれない。Closet Frequentists だ。
Sunday, Monday, Tuesday, Wednesday, Thursday, Friday, Saturday, 01-23-2006
Steelers が Denver Broncos を破って見事 AFC のチャンピオンになった。決勝戦は再来週の日曜日。Super Bowl XL。エクストララージではなくてローマ数字の 40。AFC の第 1シードだった去年と違って今年は第 6シードだったからあまり期待していなかった。3試合敵地での試合を勝ってスーパーボウルに出場したチームは過去 1チームしかないと言うし。
でも去年のチームより強い感じ。一番の違いはルーキーだった QB、Roethlisberger ロスリスバーガーが 2年目にしてかなり信頼できる QB になった、ということかな。まだ 24歳なんだよねぇ。スーパーボウル史上二番目に若いらしい。スティーラーズはここ 10年くらい、どうも QB がぱっとしなかっただけにロスリスバーガーの台頭は非常にうれしい。
10年前にスーパーボウルに出た時は、僕はまだカリフォルニアにいたっけなぁ。その時はまだ Steelers のファンではなかった。ただ相手が僕の嫌いなカウボーイズだったからスティーラーズを応援してた。負けたけど。
チャンピオンまでまだ一試合あるけど、とりあえずうれしい。
スーパーボウルはお祭りで、アメリカで一番視聴率の高いイベントなので、いろんな所でスーパーボウルパーティがある。僕の周りでもみんなで集まってワイワイ、と見るという人はたくさんいる。でも僕は誘われても一人で見る。スティーラーズの試合を見るときは邪魔されたくないし、まりとの会話もおぼつかない精神状態になるので。まりも何度かスティーラーズの試合中に僕が崩壊していく様を見ているので、今ではそっとしておいてくれる。
Sunday, Monday, Tuesday, Wednesday, Thursday, Friday, Saturday, 01-20-2006
統計学の論文を書いていて、ギリシャ文字が足りなくなってしまった。 α (アルファ)、 β (ベータ)、 Δ (大文字デルタ)などメジャーなのは決められた意味があって、自由に使えるのは結構少ない。
η (イータ)は n とこんがらかるし、 κ (カッパ)は k とそっくり。でも足りなくなってしまったから、今書いているのには、 κ と k が出てくる。さらに手書きだとちょっと大変な ξ(英語だとクシー)も登場する。でも ξ は博士論文でとても大切だったので、愛着がわいて今でもかなり重要な役割を担っている。
どうしようかなぁ?と思っていたんだけど、そうだ、日本語を使えばいいじゃん、って思った。日本人だし。だめかな?
Sunday, Monday, Tuesday, Wednesday, Thursday, Friday, Saturday, 01-18-2006
どうでもいいことだけど、数年前の話。ピッツバーグ時代に乗っていたバス路線、 61C を日本語での会話中に「ろくじゅうわん C」と言ったことがある。
Sunday, Monday, Tuesday, Wednesday, Thursday, Friday, Saturday, 01-18-2006
このあいだの Steelers 対 Colts の 試合 での審判のミスをリーグ (NFL) が認めた。NFL は審判のパフォーマンスをちゃんと審査しているけれど、オフィシャルに間違いを認めることはめったにない。3年ぶりのことらしい。
スティーラーズが勝ったから良かったけど、あのミスジャッジがあって負けてたらピッツバーグではきっと暴動になってたな。ファインプレーを取り消された当の選手、ポラマルはさばさばさばしていたけどね。
Bettis が残り 1分強でファンブルしたのを見ていて心臓発作を起こした人が いるらしい。ま、それも判らないでない。僕も気をつけたほうがいいかも・・・
Sunday, Monday, Tuesday, Wednesday, Thursday, Friday, Saturday, 01-18-2006
24のシーズン 5が始まった。僕はテレビはスポーツとコメディーしか見ない、というのが基本姿勢なので 24を見ている、というのはかなり異例のことだ。でも、だからと言って 24が優れているという訳でもない。まりが見るのでいっしょに見る。でも見ればそれなりに面白いのだけどね。
日本での事情はよくわからないけれど、アメリカではテレビ局の政治思想が番組に反映されることがよくある。それが一番顕著なのがニュースと報道番組。この 24をやっている Fox はかなりの右より。保守。虫唾が走る。腹を立てたい時に Fox のニュース番組を見てみると 2分でむかつける。それでも Fox のニュース番組にせよ、政治討論番組にせよ、視聴率はそこそこらしい。ブッシュが好きで好きでたまらないという人がこぞって見るんだろうな。
ちなみに、僕みたいに「クリントンは良かったなぁ」と思っているリベラル寄りの人は ニュースは CNN、ラジオは NPR で落ち着ける。Comedy Central の The Daily Show のニュースが一番心地よいかな。すごく笑えるし。
で、24。
ドラマだけど、Fox の魔の手は逃れられない。シーズン 4で、さりげなく「Michael Moore のFahrenheit 911 に惑わされるな!」とかいうセリフがあったりした。そういうキャラクターだ、で済ませばいいことだけど、元々 Fox に懐疑的になっていると、こういうのは見逃せない。
シーズン 4は、かなりアラブ系アメリカ人の団体からクレームがついたらしくて、シーズン途中から番組のコマーシャルで、主役の俳優の「アラブ系のアメリカ人はみんないい人です。この番組の悪者みたいな人はほとんどいません」というメッセージが流れるようになった。さらに、ストーリーにも、テロと勇敢に戦うアラブ系アメリカ人が足された。
ほかにも女性蔑視も騒がれたけど、それはどうなったんだろう。シーズン 5ではあまり悪い女の人が登場しないみたいだね。
中には Fox は絶対見ない!という人たちもいる。僕はそこまでしない。というのも Fox は野球とフットボールをよく中継するから。でもスポーツ中継でどうやって政治観を反映するのか? Fox のスポーツでは、イラクなどの米軍駐屯地からの映像でがんばっている兵隊さん、という画像がよく流れる。”Happy New Year、がんばれスティーラーズ。以上キルクークからでした” それを見て、「むむ、アメリカがこんなに平和なのは兵隊さんががんばっているからだ。兵隊さんを応援するにはどうしたらいいんだ?そうだブッシュを応援すればいいのだ。むむ」となる。かもしれない。
解説者も「スティーラーズとベアーズ、前半よく戦いました。でも本当に戦っているのはイラクにいる兵隊さんたちです」とかさらっと言ったりもする。
保守派の人はこれからも Fox を見続けるだろうし、リベラルの人は、自虐的な快感を味わう為以外には、たぶんチャンネルを Fox News に合わせることはない。要するにみんな自分の信じたい情報を流してくれるチャンネルを選んでいるだけだ。Fox News のスローガン、Fair and Balanced はジョーク以外の何物でもないけど、それにうなずいちゃう人もいるんだろうな。
えぇと、24では死なないと思われる人がどんどん死ぬ。ホラー映画といっしょで "I'll be back soon." というセリフを言うと、生きて帰ってはこれない。映画で、"I'll be back." と言って本当に帰ってきたのはターミネーターのシュワちゃんだけだ。 Cast Away の Tom Hanks も、まぁ、帰ってきたけど何年も後だったからねぇ。生きて帰って来たかったら "I'll be back." と言ってはいけない。覚えておいた方がいいかもしれない。
Sunday, Monday, Tuesday, Wednesday, Thursday, Friday, Saturday, 01-16-2006
Steelers が Colts に勝った。コルツは今年はとてつもなく強かったので、あまりスティーラーズが勝つ予想をしている専門家はいなかった。
試合は最後のところで必要以上に盛り上がった。もう少し簡単にスティーラーズが勝っていたのだけど、審判のかなり疑がわしいジャッジがあったりもした。しかもあんなところで Jerome Bettis がファンブルするし・・・
ま、でも勝ったので良かった。
最後の フィールドゴールの時に、それまで抱いていた泰河をイスに座らせた。Vandy が UT に 勝ったとき に興奮のあまり泰河を投げ飛ばしてしまったことがあるからだ。
蹴るのは NFL 史上最も正確な (成功率が高い) Vanderjagt。でもはずした。「決めるだろうなぁ、だめだろうなぁ」くらいの気持ちだったので、はずれて Steelers の勝利が(ほぼ)決まった時に飛び跳ね回った。うれしかったぁ。
本当は Bettis がファンブルする前にほぼ勝利が決まった時があったのだけど、泰河を抱いていたので、あまり飛び回れなかった。
さらに、今日 Pitt が Louisville に勝った。(大学バスケ)
ピットはまだ今年負けていない。まだ無敗で残っているのは Duke と Florida と Pitt の 3チームだけだ。
今日これから Nashville Predators 対 Pittsburgh Penguins の試合を見に行く。でもこれは Pittsburgh Pirates のジャージを着て Predators を応援する。複雑なのだ。
Sunday, Monday, Tuesday, Wednesday, Thursday, Friday, Saturday, 01-13-2006
泰河にいろいろなことを教えている。
○ くしゃみをする時は口をふさぎなさい。
は、まだできない。
○ 何で泣いているのか説明しなさい。
も、まだできない。(ま、でも「おなかすいたぁ」か、「ひとりにしないでぇ」のどっちかなんだけどね)
お風呂(と言ってもキッチンの流しだけど)で頭を流す時に顔に水がかかると泣いていた。
でも「こんなこん(藤枝弁?)で泣くなぁ」と叱ったら泣かなくなった。
背中をごしごし洗ってあげていたら、顔が水につかった。泣いた。
「こんなこんで泣くなぁ」と叱ったら次から泣かなくなった。耐えている。
次があるのがいけない。でもこれ、よくやるんだよなぁ。気がつくと顔が水面下。
大声で泣いているのをよく聞いてみたら、なんとなく「Help! Help!」と聞こえる。しかも妙に発音が良い。「へぇるぉ」とか、そんな感じ。
誰に助けを求めているんだ。父も母も日本人だぞ。そんなこんじゃ誰も助けてくれないよ。
Sunday, Monday, Tuesday, Wednesday, Thursday, Friday, Saturday, 01-13-2006
統計学の専門用語の日本語は難しい。僕は統計学は最初から英語で学んだので、日本語の方が外国語っぽくなってしまった。どの分野も専門用語ってこんなんなのかな?だいたい「尤度」なんてなんて読むかもわからなかった。「ゆうど」。
ま、でも直訳っぽいのが多いので立ち止まって考えると判ることもある。「非線形回帰分析」 ○非 = non ○線形 = linear ○回帰 = regression ○分析 = analysis。全部足して nonlinear regression analysis のことかぁ、ふぅん、という感じで。
ま、長ったらしい漢字ばっかりの専門用語はおいておいて、ここでは p値の話。英語で言うと p value。この p は probability (確率)の頭文字。統計学の父、フィッシャーの発明品のうちの一つ。
日本人の研究者と話すと、どうも日本語になりがち。当たり前か。で、この「p値」が出てくると、どうしても「ピーチ」に思いを馳せてしまう。だってピーチと言えばピーチだよ。
ところが、一度頭の中で「ピーチ」から「中井貴一」に飛んでしまった。「中井ピーチ」。さらにそこから、 DC カードのコマーシャルに出ていたカッパとタヌキまで連想してしまったので、今では p値→カッパとタヌキ、と自動的に行ってしまう。困る。
Sunday, Monday, Tuesday, Wednesday, Thursday, Friday, Saturday, 01-12-2006
数学を日本語でやらなくなって早○年・・・時々日本語で数学を読む時にとまどいを覚える。一番大変なのが、分数を下から読むというの。もうできない。
他にはx の愛情とか
y の友情とか。
それだけ・・・
Sunday, Monday, Tuesday, Wednesday, Thursday, Friday, Saturday, 01-11-2006
昨日、Vanderbilt 対 Kentucky のバスケの試合があった。ケンタッキーのバスケと言えば、昔からの強豪。ヴァンディーもバスケはフットボールほど弱くない。というのもバスケは一度に 5人しかプレーしないから、とにかく一人か二人すごいのがいれば、そこそこの試合は出来る。だから強い大学と弱い大学の差がフットボールほど歴然としていない。うぅん、ちょっと違うな。強いとこはいつも強いけど、ずぅっと弱いチームというのはなかなかない。
ヴァンディも去年は プレーオフのトーナメント戦でも Sweet 16まで行ったし、ま、そこそこのチームだと思っていた。運もあるけど一応全米で最後まで勝ち残った 16チームのうちの一つだ。
でも対ケンタッキーはなんと、敵地では 1974年から一度も勝っていなかったらしい。うぅん。フットボール してもバスケにしても何だかすごく弱いんだなぁ。
で、昨日 32年ぶりに敵地でケンタッキーに勝った。そのあいだ 28連敗していたらしい。全米で放送された試合で強いところを見せることができて爽快だった。今年のケンタッキーはちょっと例年になく弱いんだけどね。
ランク入り (トップ 25)も間近かも。ちなみにピットは 11位にランクされている。日曜日に 10位のルイヴィルと大事な一戦だ。
Sunday, Monday, Tuesday, Wednesday, Thursday, Friday, Saturday, 01-11-2006
きのう紅白歌合戦を見た。実家から録画されたのが送られてきた。僕は日本の歌謡界には全く興味がないのだけど、それでもジェイポップをたまには聴かないと浦島太郎化がさらに進む。ま、もう手遅れかな。日本の歌というと「おどるぽんぽこりん」で止まっているし。
さらにここ何日か、だいたい 2年半に一度あるビートルズブームだったので、ずぅっとビートルズを聴いていた。
それでも、たまには日本の歌世界についてもいろいろ学ばなくてはいけない。まりがいろいろ教えてくれる。
たつき:「えぇと、この倉木麻衣ってののお母さんが藤あや子なんだっけ?」
まり「・・・それって宇多田ヒカルと藤圭子のことを言いたい?」
という風に教育が進んでいく。
紅白を見て学んだこと : 松浦亜弥は、モーニング娘。ではない。T.M. Revolution はひとり。
まりも僕の影響で、昔のロッケンロール (含Oldies) を聴くようになったので、泰河は生まれる前から Beatles とか Kinks とか Beach Boys とかを聴いてる。Clash でも寝れるいい子になった。
Sunday, Monday, Tuesday, Wednesday, Thursday, Friday, Saturday, 01-09-2006
泰河はまだ寝返りを打たない。
話がそれるけど、なんで寝返りって「打つ」んだろうか?あんまり打ってる感じじゃないけど。「泰河はまだ寝返らない」、では意味が変わってしまう。三国志っぽくなってしまう。「殿、泰河が寝返りました!」
話がそれるけど、中国に泰山はあるけど、泰河はないようだ。名づける時に調べた。英語だと taiga と言うとシベリアの亜寒帯のこと。日本語でもタイガっだったかな。
話がそれるけど、友達の子供に Sienna (シエナ)という女の子がいる。かわいい名前だ。俳優にも Sienna Miller っているなぁ。でもトヨタに 同じ名前 の車がある。なんだか巨大な車のようだ。
話を戻す。泰河はまだ寝返りを打たない。ま、それはいいんだけど、まだ立てない。まだ立てない、というのを言いたくて、「それどころかまだ寝返りを打たない」と書き出して大幅に話がずれた。まだ立てないけど、歩かそうとしてみた。
写真を撮っていたら、頭の中で John Lennon の歌が始まった。何という歌だったかな?
I couldn't walk, but I tried to run.
♪歩けないのに走ろうとしたんだ♪
それだけ。
Sunday, Monday, Tuesday, Wednesday, Thursday, Friday, Saturday, 01-06-2006
昨日で大学フットボールのシーズンが終わった。ランキング 1位の USC (南カリフォルニア大) と 2位の Texas の試合は期待通りに盛り上がる好試合になった。ま、別にどっちが勝ってもよかったんだけど、残り 12秒でテキサスが逆転して 41-38 で勝った。
テキサスの QBの Vince Young の活躍が目立って、そのおかげでドラフト 1位になるのじゃないか、という憶測も飛び交う。まだ 3年生だからもう 1年テキサス大に残ることもできるけど、そうはしないんじゃないかな。
USC のスター選手 QB の Matt Leinart と RB の Reggie Bush のふたりもプロ入りする。この 3人がドラフトの上位 3位で取られるのは、まず間違いない。
Matt Leinart は去年プロ入りすると思われていたけど、大方の予想に反して今年も USC でプレーした。ちゃんと単位をとって卒業したい、とかいう訳ではなかったらしい。秋学期は社交ダンスのクラスしかとらなかったらしいし。最優秀選手に与えられる Heisman Trophy も去年獲得したし、チームも去年は優勝だったし、プロ入りを一年のばす理由はあまり無かったのに。
ま、プロ入りが一年延びただけじゃないか、と思うけど・・・
Matt Leinart は去年プロ入りしていればドラフト 1位だったのは間違いない。今年のドラフトだったら、もしかしたら Young と Bush の後で 3位になるかもしれない。そうすると、年棒はそれほど変わらなくても、signing bonus (契約金?)が大きく変わるらしい。1位なら $20 Million くらいで 3位だったら $10 Million 前後。だとしたら、プロ入り 1年延ばしたせいで $10 Million くらい収入が減ったことになる。ま、それでも巨額な年棒にプラスして $10 Million の契約金までもらうんだけどね。
Young が、Heisman 欲しさにもう一年大学に残るという可能性もあるけれど、どうなるかな。今年のドラフト指名権 は Houston Texans, New Orleans Saints, Tennessee Titans の順。Steve McNair の後がまの QB が必要な Titans。Young か Leinart かどっちか獲得できるだろうか?
Sunday, Monday, Tuesday, Wednesday, Thursday, Friday, Saturday, 01-05-2006
12月分の暖房代でびっくりした。厳密に言うとガス代。うちはガスは給湯と暖房にしか使わない。だから夏の間は 10ドル未満だったりもした。10月になって暖房を使うようになって 30ドルくらいになって、11月は 100ドルを超えた。それだけで、たっかいなぁ、と思っていたけど、12月は、その 3倍を超えていた。ひょえぇ。
カトリーナの影響で暖房代が上がる、とは聞いていたけど、実際はほとんど単価は変わっていなかった。11月にちょこっとあがっていたけど、12月は前月と同じだった。要するに使用量が 3倍に増えただけ。
アメリカは日本と違ってセントラルヒーティングが普通で、我が家もそう。一階と二階に分かれているけれど、冷暖房をつけると基本的に家中に効く。だから部屋は暖かいけど廊下が寒い、というようなことはない。
冷房はつけっぱなしにしておいた方が消費エネルギーが少ない、と聞いた。つけっぱなし、と言っても設定温度を決めておいて常にその温度を保つようにする。軽くプログラムできるようになっているので、夏の間、昼間は○度、朝と夕方は△度、寝る時は☆度、というように設定して快適に暮らした。留守にするからといって冷房を切ると、家の中の温度が 35度とかになって、それを 25度に下げる方が、常に 25度に保つよりエネルギーを使うという訳だ。
冬になっても同じように、一階も二階も常に心地よい温度に保っていた。それが間違いだったようだ。冬の間の暖房はいない部屋までする必要はないらしい。二階は寝る時にしかいかないから、それまでは暖房はつけないことにした。出かける時は一階も暖房を切ることにした。帰ってきたらちょっとのあいだ寒いけれど、そもそも、ここナッシュビルはかなり温暖だから、さほど寒くない・・・
そういえば日本では家の中でもセーター着てたっけなぁ。アメリカだと、そういうことはない。
Sunday, Monday, Tuesday, Wednesday, Thursday, Friday, Saturday, 01-03-2006
明けましておめでとうございます。
アメリカにはお正月気分が存在しないので、まだ三日だというのにもう普通に仕事。やれやれ。
昨日は、振り替え休日で休みだった。ということは、来年は新年二日から仕事か?
新年の抱負は・・・と思ったけど、去年の誕生日に立てた目標「年相応」を実行中なので新しい目標はいらない。
ところで、「首が座る」の 反対は? の答がわかった。
立っているでも寝ているでもなかった。
どうやら、「首が据わる」が正しいようだ。安定する、という意味らしい。ふぅん。みつけて指摘してくれた妻まり、ありがとう。やっぱり日本語は難しい。