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どうでもいいことだけど、数年前の話。ピッツバーグ時代に乗っていたバス路線、 61C を日本語での会話中に「ろくじゅうわん C」と言ったことがある。
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このあいだの Steelers 対 Colts の 試合 での審判のミスをリーグ (NFL) が認めた。NFL は審判のパフォーマンスをちゃんと審査しているけれど、オフィシャルに間違いを認めることはめったにない。3年ぶりのことらしい。
スティーラーズが勝ったから良かったけど、あのミスジャッジがあって負けてたらピッツバーグではきっと暴動になってたな。ファインプレーを取り消された当の選手、ポラマルはさばさばさばしていたけどね。
Bettis が残り 1分強でファンブルしたのを見ていて心臓発作を起こした人が いるらしい。ま、それも判らないでない。僕も気をつけたほうがいいかも・・・
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24のシーズン 5が始まった。僕はテレビはスポーツとコメディーしか見ない、というのが基本姿勢なので 24を見ている、というのはかなり異例のことだ。でも、だからと言って 24が優れているという訳でもない。まりが見るのでいっしょに見る。でも見ればそれなりに面白いのだけどね。
日本での事情はよくわからないけれど、アメリカではテレビ局の政治思想が番組に反映されることがよくある。それが一番顕著なのがニュースと報道番組。この 24をやっている Fox はかなりの右より。保守。虫唾が走る。腹を立てたい時に Fox のニュース番組を見てみると 2分でむかつける。それでも Fox のニュース番組にせよ、政治討論番組にせよ、視聴率はそこそこらしい。ブッシュが好きで好きでたまらないという人がこぞって見るんだろうな。
ちなみに、僕みたいに「クリントンは良かったなぁ」と思っているリベラル寄りの人は ニュースは CNN、ラジオは NPR で落ち着ける。Comedy Central の The Daily Show のニュースが一番心地よいかな。すごく笑えるし。
で、24。
ドラマだけど、Fox の魔の手は逃れられない。シーズン 4で、さりげなく「Michael Moore のFahrenheit 911 に惑わされるな!」とかいうセリフがあったりした。そういうキャラクターだ、で済ませばいいことだけど、元々 Fox に懐疑的になっていると、こういうのは見逃せない。
シーズン 4は、かなりアラブ系アメリカ人の団体からクレームがついたらしくて、シーズン途中から番組のコマーシャルで、主役の俳優の「アラブ系のアメリカ人はみんないい人です。この番組の悪者みたいな人はほとんどいません」というメッセージが流れるようになった。さらに、ストーリーにも、テロと勇敢に戦うアラブ系アメリカ人が足された。
ほかにも女性蔑視も騒がれたけど、それはどうなったんだろう。シーズン 5ではあまり悪い女の人が登場しないみたいだね。
中には Fox は絶対見ない!という人たちもいる。僕はそこまでしない。というのも Fox は野球とフットボールをよく中継するから。でもスポーツ中継でどうやって政治観を反映するのか? Fox のスポーツでは、イラクなどの米軍駐屯地からの映像でがんばっている兵隊さん、という画像がよく流れる。”Happy New Year、がんばれスティーラーズ。以上キルクークからでした” それを見て、「むむ、アメリカがこんなに平和なのは兵隊さんががんばっているからだ。兵隊さんを応援するにはどうしたらいいんだ?そうだブッシュを応援すればいいのだ。むむ」となる。かもしれない。
解説者も「スティーラーズとベアーズ、前半よく戦いました。でも本当に戦っているのはイラクにいる兵隊さんたちです」とかさらっと言ったりもする。
保守派の人はこれからも Fox を見続けるだろうし、リベラルの人は、自虐的な快感を味わう為以外には、たぶんチャンネルを Fox News に合わせることはない。要するにみんな自分の信じたい情報を流してくれるチャンネルを選んでいるだけだ。Fox News のスローガン、Fair and Balanced はジョーク以外の何物でもないけど、それにうなずいちゃう人もいるんだろうな。
えぇと、24では死なないと思われる人がどんどん死ぬ。ホラー映画といっしょで "I'll be back soon." というセリフを言うと、生きて帰ってはこれない。映画で、"I'll be back." と言って本当に帰ってきたのはターミネーターのシュワちゃんだけだ。 Cast Away の Tom Hanks も、まぁ、帰ってきたけど何年も後だったからねぇ。生きて帰って来たかったら "I'll be back." と言ってはいけない。覚えておいた方がいいかもしれない。