Sunday, Monday, Tuesday, Wednesday, Thursday, Friday, Saturday, 08-31-2006
アクセス解析をしている。何に最も興味があるかというと、何を検索してこのページにたどりついたか。このブログにサーチエンジン経由で来る人でだんとつで多い検索語句は「山口つとむ」「ユミちゃん」関連。ま、それはいい。
最近、キッズぐぅ 経由でやってくる人(たち)がいる。どんなページか見てみたら、子供が安心してインターネットで遊べるようにいろいろ尽力しているようだ。よいことだ。
ここの検索にひっかかるということは、安全なページということなのだろうか。わかってないな・・・危険なのに。
↑前置き。↓本題。
そこの機能のひとつに、ふりがな変換というのがある。「ふりがなあり」にすると、漢字にふりがなをつけてくれる。
この 青島小学校の校歌 の歌詞を載せたページを「ふりがなあり」変換してみた。
歌いだしが
松(まつ)の緑(みどり)の青島(ちんたお)を
となった。
今日は何かいいことがありそうな気がする。
Sunday, Monday, Tuesday, Wednesday, Thursday, Friday, Saturday, 08-30-2006
なんだか明日、ブッシュがナッシュビルに来るらしい。石でもぶつけに行こうかしらん。
ここんとこちょいと忙しいのだけど、2時間ほどかかる仕事を引き受けてしまった。やや断りにくい頼まれかただったので。で、それが終わって達成感が沸いている。でもよく考えてみると、おおもとの忙しさは全く解決していない。それどころか、残り時間が減っている。
Procrastination is a way of life.
「なしのつぶて」の「つぶて」って何?「なし」って何?って思った。調べた。ふぅん。
Sunday, Monday, Tuesday, Wednesday, Thursday, Friday, Saturday, 08-30-2006
久しぶりに、日米プロ野球の底にスポットをあてる「がんばれパイレーツ・楽天には勝とうよ」のコーナーです。今回は、メジャーで長らくトップ(下から)をキープしていた、カンザスシティー・ロイヤルズと、パイレーツの当面の目標、シカゴ・カブズも参戦。
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パイレーツはオールスター後(後半戦)はなんとか勝率5割をキープ。メジャー最下位のロイヤルズとの差を広げつつ、同じディビジョンのシカゴカブズにそろりそろりそろりと近づいている。楽天とはかなり差を広げた。
今、パイレーツは 51勝81敗。あと1敗すると、14年連続の負け越しがきまる。とほほほ。
Sunday, Monday, Tuesday, Wednesday, Thursday, Friday, Saturday, 08-26-2006
この前 の続き
野球のスコアをきちんとグラフで表してみた。今回だけじゃないけど、こういうプロジェクトで結構大変なのがデータを見つけること。 メジャーリーグのデータを集めたすごいサイトをみつけた。
retrosheet.org にメジャーリーグに関するデータがそろっている。これはちょっとすごい。1871年から。近年に限って言えば、全ての試合について、スコアだけじゃなくて、先発投手からホームランの数から審判の名前まで何でも判る。今シーズンのはまだないけど、2005年まである。
という訳で・・・
ロジャー・クレメンズ (Roger Clemens) というピッチャーがいる。プロ入り22年目の44歳のピッチャー。現役では文句なし最高のピッチャー。メジャーリーグの長い歴史を見てもトップ5位には入るであろうピッチャー。346勝をあげている。
Red Sox, Blue Jays, Yankees を経て、2004年からは地元の Houston Astros (ヒューストン・アストロズ)で投げている。去年、クレメンズが投げるとアストロズは点を取れない、というのが話題になった。その傾向はおととしも今年もあるのだけど、最も話題になったのは去年。
そこで、2005年のアストロズの成績を、クレメンズが先発した試合とそうでない試合とに分けて見てみた。
クリックすると 拡大 します。 → pdf
赤いのがクレメンズが先発した試合。基本的な見方はこの前の 記事 を見てください。
まず相手チームの得点は縦軸。チーム全体として失点1が一番多いというのがすごい。去年、ワールドシリーズまで行ったチームだからね。赤に限定して見てみると、クレメンズが先発した19試合で失点を2以下に抑えている。さすがだ・・・
で、問題なのが、アストロズの得点。横軸。まず目につくのが妙に赤の得点0が多い、ということ。アストロズが1点もとれなかった17試合のうち半分以上の9試合がクレメンズの試合。しかもよく見ると、アストロズが0対1で負けた5試合全てがクレメンズが投げた試合。1点に抑えたのに・・・
相手チームもエースを当ててくるのか、あるいは、クレメンズが投げてる、ということでバッターがリラックスしてしまうのか・・・とにかくこんなに顕著だとは思わなかった。クレメンズも「もっとしっかりしてくれよ、みんな」と思っていただろうな。
この野球得点失点グラフ、遊びで始めたんだけど、僕がグラフについて考えるのは仕事のうちだし、野球好きな同僚レイフさんの興味もひいて、もう一歩進めることにした。このプログラムをインターネット上において、誰でもこのグラフを作れるようにしようというのが狙い。コンピュータ関連の人たちもふたりプロジェクトに参加する。
このグラフを作るのに使ったデータはただで手に入るけど、使用条件として下の文を表示して下さいって。この前の2006年のデータはまた別のところから手にいれた。
The information used here was obtained free of charge from and is copyrighted by Retrosheet. Interested parties may contact Retrosheet at 20 Sunset Rd., Newark, DE 19711.
Sunday, Monday, Tuesday, Wednesday, Thursday, Friday, Saturday, 08-23-2006
今年のパイレーツは前半戦(オールスター以前)、1点差で負ける試合が多かった。それをグラフで表すにはどうしたらいいだろうか?
野球の試合の点のデータというのは、自分のチームの得点、相手の得点を対にして考えるのが自然だから、2次元のデータだ。パイレーツの得点だけ、 3, 4, 0, 7, 2, ... と見ても大して意味はない。取った点と取られた点をペアで、(3,2), (4,5), (0,1), (7,3), (2,1) と見なきゃね。
という訳で横軸にパイレーツの得点、縦軸に相手チームの得点を描くのが最も自然だ。でも、3-4 というスコアの試合はきっと何試合もある。それをどうしようか?
僕のグラフに対する信念のひとつに、『データは全て描く』というのがあるので、それを実行したい。
信念を復習しておこう。
○出来るならデータは全て描く
○データのあるところに描く、ないところは空白にする
○判りやすさのためにシンプルにしない
前置きはここまでで、パイレーツの2006年ど前半戦の得点と失点のグラフ。
クリックすると 拡大 します。
大きくして見た方が良い。さらに pdf もある。やっぱりこういう大切なグラフはいくら拡大しても質が下がらない pdf が良いね。
横軸がパイレーツの得点、縦軸が相手チームの得点。という訳で右下半分はパイレーツが勝った試合。左上がパイレーツが負けた試合。上部と左側の棒グラフはそれぞれの周辺分布。中身は1つの点が1試合。
何がわかるかな?
まず、左上の方が点が多い。これはたくさん負けている、ということだ。弱いからね、今年のパイレーツ。
さらに、対角線のすぐ上にデータが多い。これはまさに1点差で負けた試合。3-4で5試合、4-5で5試合負けてるのに対して、同じスコアで勝ったのはそれぞれ1試合ずつ。
左側の棒グラフ(相手チームの得点)で一番背が高いのが7点。それにひきかえ、パイレーツの得点で一番多いのは3点。ふたつの分布を比べて見たら、明らかに相手チームの得点の方が大きい。これじゃ、負ける試合が多いよね。
じゃ、強いチームも見てみる。今年の前半戦最も成績が良かったデトロイト・タイガーズ。
クリックすると 拡大 します。 →
pdf
まず明らかに右下に点が多い。たくさん勝っているということだ。しかも相手を完封した試合が11試合もある。こうして見ると、今年のタイガーズは相手の得点を抑えて勝っているのがわかる。得点の分布(上部の棒グラフ)はパイレーツのとさほど変わりはない。3点しか取ってない試合が一番多いところも同じだし。でも相手の得点の分布を比べると、メジャーで1番のチームと下から2番のチームの差は歴然。タイガーズは4点以上取った試合は6試合しか負けていない。これはすごい。
他のチームもご要望があれば、グラフにします。プログラムを書いてしまったから、それを実行するだけだからね。
実は去年までの成績だったら、すごく詳細なデータがあるから、もっと詳しく見ることが出来る。それはまた今度。
Sunday, Monday, Tuesday, Wednesday, Thursday, Friday, Saturday, 08-19-2006
職業柄、グラフをよく描く。かなり真剣にグラフについて考える。ま、それが仕事だ。ここ10年ほどで、ある種の信念のようなものが確立されつつある。
○出来ることなら全てのデータを表示する。
○データの無いところは空白にする。
○見やすさ、飲み込みやすさの為に質を下げてはいけない。
医学の世界でよく見る下のようなグラフ。全くだめ。でもよく見る。みんながやってるから私も、という考えで広まって行ったのだと思う。たいてい、棒の高さが平均、ひげが標準偏差を表す。
何が悪いか。
○それぞれのグループの平均しか表されていない。これだけスペースを使って4個の平均だけ?
○余分なひげのせいで、見にくい。パッと見て高さの判断をしかねる。
○こんな風に標準偏差を付け足したところで大した情報ではない。
○どうせこれだけスペースを使うのなら全部のデータを表そうよ。全部でないにしてももっとたくさん。何で平均一個にまとめちゃうのさ。
○これが一番の問題点なんんだけど・・・基本姿勢として、データのあるところに描く。データのないところは空白にする。棒の頂上が平均だから、その上にもデータはあるんだけど、空白。それにひきかえ、多分0のすぐ上にはデータは無いのだろうけど、しっかり色が塗られている。それが気に入らない。
最近医学の世界でも、ちゃんとした学会誌ではこういう図はすぐ却下されるようになってきた。ダイナマイトプロットというらしい。マンガでよく見るダイナマイトのスイッチみたいしょ。
それでは、代わりに何を使えばいいのか。ダイナマイトプロットを使うようなデータはたいてい箱ひげ図できちんと表すことができる。箱ひげ図の解説はここではしない。検索すればみつかるよ。データの数が巨大でなければ、僕は全ての点を描く方が好きだけどね。
ところで上のグラフから何がわかるだろうか?
A と B、C と D はそれぞれ全くいっしょ。データのばらつきは C,Dの方が少し小さい、など。
ちゃんとしたグラフでデータを見てみよう。
大間違い。
もちろんこれは恣意的に極端な例を作ったのだけど、ダイナマイトプロットのそもそもの問題点は、恣意的にこういう例が作れてしまう、という点だ。だませる。全てのデータを描くと、そういうことはできない。
Sunday, Monday, Tuesday, Wednesday, Thursday, Friday, Saturday, 08-16-2006
『で、今年のイチローはどうなのさ?』
という質問をされたとする。
『調子いいんじゃない?』
で終わってもいいんだけど、データがあるのでもう少し詳しくみてみないと気がすまない。職業病?ま、別に病気じゃないか。
野球にも統計学にも興味の無い人は読み進まない方が無難かも。
イチローの成績を評価するにはいろいろあるけど、とりあえずヒット数を見てみよう。おととし大リーグ記録を樹立したのもヒットの数だしね。その新記録を出したおととしのイチローと比べよう。
データは例のごとく ESPN のページから。きれいにして、打数、安打数、年、だけにしたデータは ここ においておくので興味のある方は解析して下さい。
イチローの今年のヒットの数はどうだろう?
何かの数を数えたデータはポワソン分布で表せるね。という訳で、まず 2004年の毎試合のヒットの数をポワソン分布を使って表してみよう。1試合のヒットの数の平均をλとすると、1試合にヒットを x 本打つ確率はで表される。
2004年にイチローは 162試合で 262本ヒットを打ったので、1試合あたりの平均は 1.617。それを使って、1試合にヒットを x 本打つ確率を計算してみた。
1試合のヒットの数 | 0 | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 以上 |
確率 | 19.8% | 32.1% | 26.0% | 14.0% | 5.7% | 2.4% |
でもこれではいまいち判りにくいので、実際にヒットを0本、1本、2本・・・打った試合の数と、このポワソン分布による試合数の期待値を比べてみる。全部で162試合だから、そのうち 19.8% の32試合でヒット0本になると予想される。
1試合のヒットの数 | 0 | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 以上 |
実際 | 28 | 54 | 46 | 24 | 6 | 4 |
期待値 | 32.1 | 52.0 | 42.0 | 22.7 | 9.2 | 4.0 |
棒グラフにして見てみる。思っていたよりきれいにフィットしたなぁ。適合度検定の p値は .83。
同じく2005年と2006年のイチロー。この期待値は2004年のヒット数を元に計算されている。つまり、試合数が同じだからグラフの水色の部分は毎年同じ。やっぱり2005年は調子悪かったようだ。1本しかヒットを打たなかった試合がかなり多い。適合度検定の p値は .0089。2004年と比べたら成績は悪い。
2006年のここまでの成績は2004年と比べてさほど違いはない。p値は .30。少なくとも統計学的に見てびっくりするような違いではない。1試合5安打以上の試合がないのがちょっと気にかかるけど。
イチローが最後に1試合に5本ヒットを打ったのは2004年の9月21日だ。そろそろ2年になる。
という訳で、ここまでの今年のイチローのヒットの数は、大リーグ記録を塗り替えた2004年に比べて、さほど違わないようだ。
とは言えなくて、「今年のイチローのヒットの数は、大リーグ記録を塗り替えた2004年に比べて劣る、と言うだけの充分な証拠はない。」
劣らない、とは言ってないよ。
実は、だめだった2005年と比べて勝る、と言うだけの充分な証拠もない。結局いいんだか悪いんだか、判らないな、これじゃ。
Sunday, Monday, Tuesday, Wednesday, Thursday, Friday, Saturday, 08-11-2006
今日はナッシュビルに帰る日。4時間半くらいの飛行機だけど、それでも乗り換えがあるよりは楽かな。10時過ぎの飛行機だったけど、昨日のテロ未遂で、空港のセキュリティーがかなり厳重になっているようだったので、3時間前に空港に行った。
いろいろニュースを見ていたから、かなりすごく厳重なチェックを想像していたけど、それほどでもなかった。いつもよりも行列が長かったけど、それもちょっとだったし、セキュリティーチェックもいつもよりもちょこっと厳重というだけだった。
機内への液体持込禁止だけど、赤ちゃん関連はみんなOK、というのも前日に調べていた。粉ミルク用のお湯とりんごジュース。
りんごジュースは僕とまりで飲んだんだけどね。
予想よりすいすい、セキュリティーを超えたので待ち時間が長かった。でも心配ごとなくのんびりできたので、(いつものように)ぎりぎりになるより良かった。
泰河も早起きだったので、飛行機の中では長く眠っていた。
ナッシュビルについたら嵐で大雨だったけど、暑かった。暑い。
暑い・・・
と無事に家に帰ってきた今日は、まりの誕生日&結婚記念日だ。去年は家で料理をしたけど、今日は長旅から帰ってきた日にも関わらず、おいしいご飯を食べに行った。
Sunday, Monday, Tuesday, Wednesday, Thursday, Friday, Saturday, 08-10-2006
やっぱりサンフランシスコと言えばゴールデンゲートブリッジ。略して GGB。だけど、その前にちょこっと有名なアラモ公園のヴィクトリア風の家を見に行った。
あ、そう言えば、 Pier 39 なども行った。朝のうちに行ったけど、帰る頃になってかなりの混雑になった。昨日、記憶を頼りに探したハードロックカフェは4年前に Pier 39 に移っていた。見つからなかった訳だ。シンボルだった牛は店の中にいた。名前忘れちゃった。
で、ゴールデンゲートブリッジ。まずサンフランシスコ側から・・・
あいにくちょっと曇っていたけど、それもサンフランシスコっぽいと言えなくもなくもなくもなくもない。
橋を渡ってすぐの Vista Point によらないで、別の場所へ向かう。
まず、こういう風(↓)に見えるところ。
こういう風(↓)に見えるところを通って
さらに行くと、こういう風(↓)に見えるところにたどりつく。
それは、妙に高くて足がぶらぶらするベンチがある所。知る人ぞ知る。でもかなり知れ渡っているのかもしれない。でも、ここまではかなり遠いので、ここまで来る人はなかなかいない。すごく静か・・・地球の歩き方に載らないことを願っているけど。
このあと、サウサリートに行く予定だったけど、変更してサンフランシスコに戻った。ということは橋を渡るのにお金がいる・・・しかも何と5ドルに値上がりしていた。3ドルでも高いと思っていたのに。でも車に3人乗っていればラッシュ時はただになる。お金を払おうとしたら、「カープールだね、行っていいよ」ということになった。泰河もひとりと数えてもらえた。
橋を渡ってサンフランシスコに戻って、西の端の海岸に行った。海からの風に木々が負けていた。風が吹いていなくても常にこの状態
食事の後、サンフランシスコを横切って、ベイブリッジを渡って Treasure Island へ。ここからサンフランシスコを見納め。
とにかくサンフランシスコは涼しかったし、いろいろ楽しかったなぁ・・・
Sunday, Monday, Tuesday, Wednesday, Thursday, Friday, Saturday, 08-09-2006
今日はサンフランシスコもちょっと行ったけど、その後バークレーに行った。まず当時下宿していた家に行った。ま、写真載せるものでもないけど、こんなうち。
大学の周りのアパートに住む友達がほとんどだったけど、僕は山の中にこの破格の物件を見つけた。静かだし良い環境だった。街から山に入って2マイルくらいで、鹿も出るようなところだった。部屋の窓からゴールデンゲートブリッジがちょこっと見えた。
どうやら当時の家主ではないようだった。ということはおじいちゃん、亡くなったのかな。もう、何十年もそこに住んでいる人だったからなぁ。
そのすぐ近くに Indian Rock という岩があって、そこからサンフランシスコなどがきれいに見える。でもあまり観光地という感じではない。その岩に登るのはかなり危険だし。まりも大変そうだった。
インディアンロックからの風景
大学の周りの雰囲気は全く変わってなかった。新しいお店も多かったけど、当時よく行ったコーヒーやさんはちゃんと残っていた。コーヒー飲みながら浮浪者見てたなぁ。
まり「何でここ、こんなに浮浪者多いの?」
たつき「だってバークレーだもん」
答になってない・・・?
カンパニーレに行ったけど、時間が遅くて上には上れなかった。でもちゃんと「くずれていくリンカーン」は写真に収めた。あまり、くずれ度は当時と変わってないかな。
すごくうれしかったのが、聖書おじさんが当時と同じようにいたこと。夏休みで学生は少なかったけれど、それでも彼は聖書片手にひとりで大声でぶつぶつ何かを言っていた。
この後、クパティーノに行って De Anza College もちょこっと見てきた。当時はホームステイをしていた。小学校の先生だったキャシーさんはつい数週間前に定年退職して、来月引っ越す予定だという。ぎりぎりクパティーノにいるうちに会えて良かった。だんなさんのバリーさんと彼らの友達のジルさんとスティーブさん、なんだかみんな変わっていなかった。もう10年以上も前だ。
懐かしい人々に会えてうれしかった。みんな泰河をすごく可愛がってくれた。
Sunday, Monday, Tuesday, Wednesday, Thursday, Friday, Saturday, 08-08-2006
シアトルでは学会に(も)出たので、本格的なお休みは今日から。今日は午前中で終わって、お昼過ぎに移動。休暇スタート。サンフランシスコにやってきた。
僕がベイエリアに住んでいたのは 94年からの 4年間。約 10年ぶりだ。今日は着いたのが遅かったので、ジャパンタウンとツインピークスに行っただけ。
ジャパタウは、ちょっと時間を費やすのにちょうどいいかな、ということで今日行った。変な五重塔は健在だった。
ツイピーは寒かった。なんで 8月にぶるぶるぶるふるえなきゃいけないんだ。
僕が住んでたころもこんなに寒いっけか?きっとそうだったんだろうなぁ。忘れているだけなんだろうな。
Sunday, Monday, Tuesday, Wednesday, Thursday, Friday, Saturday, 08-07-2006
シアトルについての雑感
すごく坂が多い。坂の多い街として知られてる?知らなかった。
歩きタバコの人が多い。観光客が多いからかな。西海岸に行けばタバコは見ないものだと思ったけど、ナッシュビルとさほど変わらないな。人が多い分、こっちでの方が気になる。
涼しい。思ったより涼しい。特に夜は冷えるね。8月なのに。
イチローを見に行った試合で見た、判ってるマリナーズのファン。
Sunday, Monday, Tuesday, Wednesday, Thursday, Friday, Saturday, 08-05-2006
今日はスターバックス1号店に行った。ラテを作ってくれた店員は日本人だった。
Sunday, Monday, Tuesday, Wednesday, Thursday, Friday, Saturday, 08-05-2006
西の方に行きます。
Sunday, Monday, Tuesday, Wednesday, Thursday, Friday, Saturday, 08-04-2006
円周率ってどれくらい? の続き。テーマは統計学となっているけど、統計学は全く出てこない。
そもそも円周率とは『円周:直径の比の値』。直径が 1の円の円周はどれくらいか?というのが円周率。直径が 4の円だったら、円周は円周率の 4倍になる。という訳で、下のは直径が 4の円の半分の半分だから、この円周の部分の長さを求めれば円周率を求めることになる。
どうやって求めるかというと、ピタゴラスの定理で 6個の緑の三角形の斜めの部分の長さを求めて、それを足す。だいたい円周と同じになるしょ。計算したら 3.1215 だった。
もちろん 6個に分けないで、もっとたくさんに分割したらもっと正確になる。
分割の数 | おおよそ円周率 | 誤差 |
6 | 3.1214709796 | 0.0201216740 |
100 | 3.1412985672 | 0.0002940864 |
1000 | 3.1415833563 | 0.0000092972 |
10000 | 3.1415923596 | 0.0000002940 |
でも、上の絵を見ると、もっと正確に円周率を概算できるはずだ、と気づく。一番下の三角形は円にぴったりくっついているけど、一番上のはかなり離れている。半径 2を 6分割したけど、そうじゃなくて、上にいけばいくほど小さくなるように分割したら、同じ回数分割してもかなりより正確な円周率が求まる。という訳で、ちょっと分割の仕方を変えてみた。(詳細は省くけど)
分割の数 | おおよそ円周率 | 誤差 |
6 | 3.1295514289 | 0.0120412247 |
100 | 3.1415426444 | 0.0000500092 |
1000 | 3.1415921490 | 0.0000005046 |
10000 | 3.1415926485 | 0.00000000051 |
かなり精度が増した。
という訳で、円周率を忘れてしまっても、円周率の定義(円周:直径の比の値)とピタゴラスの定理を知っていて、コンピュータさえあればちゃんと計算できる。昔の人はこんな計算をコンピュータなしでやっていたんだろうなぁ。
Sunday, Monday, Tuesday, Wednesday, Thursday, Friday, Saturday, 08-03-2006
誰にでもよくあることだろうけど、「あれ円周率って何だっけ?」と思ったとする。円の面積は『半径かける半径かける円周率』だけど、円周率忘れちゃったよって。
どうしようか。
円の面積がわかれば、それを半径で二度割れば円周率がわかる。どうやったら円の面積が判るかな。まず下の図のような一辺が 2の正方形と半径 1の円を描く。半径が 1の円だから、この円の面積が円周率だ。
それでこの正方形の中にランダムに点を発生させる。その点のうちどれくらいが円の中で、どれくらいが円の外にあるか数えたら、正方形に対する円の面積が判る。正方形の面積は 4だから、円の中にある点の割合かける 4が円周率だ。
ランダムに発生させた 100個の点のうち、円の中に入ったのは 81個。という訳で、円の面積はこの正方形の約 81%を占めると思われる。そこから推測した円周率は 3.24。でも 100個じゃ、あまり精密じゃないよなぁ。ということで 1,000個にしてみた。
1,000個のうち 788個。円周率は 3.152。ついでに 10,000個も挑戦。
1万個のうちでは 7823個。円周率は 3.1292。これ以上点を増やして絵にしても真っ青な丸になるだけだから絵は省略。10万個では 78555個。円周率は 3.13220。100万個で 785,363。円周率は 3.141452。
という訳で、円周率を忘れてしまっても、こうやって概算できる。
でも、これは円の面積が『半径x半径x円周率』というのを知らないと計算できないなぁ。ということで 続き はまた次。
Sunday, Monday, Tuesday, Wednesday, Thursday, Friday, Saturday, 08-02-2006
最近、酸素入りの飲料水がはやっているそうだ。効き目のほどは判っていないらしい。そこで・・・朝日新聞に載ってた。↓
☆★☆★
名古屋大総合保健体育科学センターの○×△□教授らは、同大陸上競技部の男子学生10人に、普通の水と、酸素濃度が約4倍の水をどちらか知らせずに別の日にそれぞれ350ミリリットル飲んでもらった。
飲んでから15分後に運動をしてもらい、心拍数や持久的な能力の指標である最大酸素摂取量や、バテるまでの時間を比べたが、差はみられなかった。
★☆★☆
新聞に出る前に統計学者に相談した方が良かった・・・
昨晩寝る直前に発見したニュースだったので手短に書いたけど、一日たってつけたし。「差はみられなかった」というのと「差はない」というのは全く別。本当はあるのかもしれないけれど、10人しか調べてないし、どうやら何となくあまり効率よく正しくおこなった実験のようでもないし、差を見つけられなかった、というだけ。
「差があるとは言えない」と「差がない」は全く別。この実験から導くことが出来る結論は「差がない」じゃなくて「サンプルが少なすぎでした」だけ。
統計学的に「AとBの差が無い」というのを言うのは実はすごくとてつもなく難しいのだ。
Sunday, Monday, Tuesday, Wednesday, Thursday, Friday, Saturday, 08-01-2006
7月31日はメジャーリーグのトレードの締め切り。今シーズンはもうシーズンが終わるまでトレードができない。
この締め切りの日は毎年トレードが多発する。プレーオフに出場できる位置につけてるチームはそれに向けて補強する。(中継ぎのピッチャーがもうひとりいるといいな、とか)パイレーツのように、とっくに今年をあきらめてるチームは来年以降に向けて若い選手を獲得しようとする。
特にパイレーツのような貧乏チームはフリーエージェントになる選手を確保するのはほぼ無理だから、今シーズンの終わりでフリーエージェントになる選手はトレードされる可能性が高い。
今日パイレーツからトレードされたのは
Sean Casey (Tigers)
Kip Wells (Rangers)
Oliver Perez (Mets)
Robert Hernandez (Mets)
Craig Wilson (Yankees)
ま、このうちペレズ以外は今シーズンの終わりでフリーエージェントとなるからしょうがない、と言えばしょうがない。
でも問題はこれらのトレードの代償に大した選手を得なかったということ。でもそれも毎年のことだなぁ。13年も続けて弱いチームはやっぱりそういうことだ。
監督のことをマネージャーという。それ以外にこういうトレードなどを取り仕切るジャネラル・マネージャー (GM) という役職がある。パイレーツの GM のリトルフィールドというおやじがどうしようもないバカ。今年のトレードも×だけど、これでリトルフィールドが解雇になれば◎。塞翁が馬というやつだ。
ある程度予想されていたことだけど、僕が好きなクレイグ・ウィルソンがヤンキースに行ってしまった。ひらひらの金髪がトレードマークだけど、悪の帝国の仲間入りのしるしに髪をきって髭をそらないといけない。
自分が好きな選手が自分の嫌いなヤンキースに行ってしまった場合、どうするか?
あの醜い縦じまのユニフォームを着た瞬間から、中身も醜くなる。ヤンキーじゃなくなったら応援してあげるからね。
つけたし:そういう訳で、このシーズン途中のトレードは強いチームと弱いチームの間で行われるのが普通。プレーオフに向けて補強チームと、もう諦めましたチーム。だからパイレーツからトレードされた 5人ともみんなプレーオフ進出の可能性大のチームに行く。選手は喜ぶんだろうな。パイレーツにいる限り、8月9月は消化試合のみだし。
でもその逆にこの時期に優勝争いをしていたチームからパイレーツにトレードされる選手ってのも可愛そうだなぁ。
今日は試合がなかったけど、現在今シーズン最長の 5連勝中。