Sunday, Monday, Tuesday, Wednesday, Thursday, Friday, Saturday, 09-15-2006
日本で学会に参加した話はまたそのうち。今日はリスーピアの話。お台場にある。パナソニックが子供に理数に興味を持ってもらおうと作ったらしい。先月オープンしたばかり。とても楽しかった。大人でも楽しめる。どちらかというと大人の方が楽しめるかも。円周率とかフィボナッチとか、僕が好きそうなものが目白押し。
そこに遊びに行くと、IDとパスワードをもらって、Risupiaの ページ のメンバーページに入れる。そこにさらに理数についての話が載っている。確率の話もある。「くじ引きは後で引くほど損をする?」とか。
そこの問題3がこんなの
「8人」の中に誕生日・干支・血液型全て同じ人がいる確率は?
選択肢は 「1% 以上」か「1% 以下」。そんなの 1% 以下に決まってる。えいって押したら不正解だった。解説を読んでみた。間違いだった。
リスーピア(松下君)の解説(かなりはしょってるけど)
8人の誕生日が違う確率は 364/365 x 363/365 x 362/365 x ... x 358/365 = 92.57%。だから「つまり2人以上の誕生日が同じになる確率は 100% - 約92.57% = 約 7.43% になります」
ここまでは正解。
「次に、8人の中に同じ干支の人がいる確率を考えてみましょう」
8人の干支が違う確率は 11/12 x 10/12 x 9/12 x ... x 5/12 = 約4.64%。
「2人以上の干支が同じになる確率を計算すると 100% - 約4.64% = 約95.36% になります」
ま、いいね。
「最後に8人の中に同じ血液型の人がいる確率を考えてみましょう」
8人の血液型(+ - も入れて8種類)が違う確率は 7/8 x 6/8 x 5/8 x ... x 1/8= 約2.4% となる。
「2人以上の血液型が同じになる確率を計算すると 100% - 約2.4% = 約97.6% になります」
むむむ、それは違うだろ。
それで最後に
「8人の中に誕生日・干支・血液型が全て同じ人がいる確率は・・・
約7.43% x 約95.3% x 約97.6% = 約6.92%
あなたの周りにも同じ誕生日・干支・血液型の人がいるかもしれません。」
ま、いるかもしれないけど、これは(大)間違い。
続きはまた今度。