Sunday, Monday, Tuesday, Wednesday, Thursday, Friday, Saturday, 10-05-2006
ま、今さら言うほどのことでもないけど、今年のパイレーツはかなり弱かった。勝手に成績をつけた。
オーナー: F
もっとお金使わなきゃ。
ジェネラルマネージャー David Littlefield: F-
シーズン前に使えんベテラン3人をかなりの年棒を払って獲得。チーム合計の給料約4千5百万ドルのうち、3人に約1千6百万。一人はトレードされて、残ったふたりももっぱら代打のみ。これほどの無駄遣いもなかなかない。
監督 Jim Tracy: F
何だか試合に負けたのを常に選手のせいにしている感じがした。先発投手の交代のタイミングが遅かったり、無意味な代打があったり、よく判らない采配が多かった。
先発投手陣 Perez, Duke, Maholm, Snell Gorzelanny など: C
開幕投手の Perez はボロボロ。シーズン途中で先発から降ろされて、二軍落ちして、トレードされた。他の若手投手は後半戦はなんとか持ち直したから、来年は本当に期待できるかもしれない。 Snell の14勝(11敗)はパイレーツの投手としては1999年以来最多。
中継ぎ・抑え Gonzalez, Torres, Capps など: B
リリーフエース一年目のゴンザレスは、何だかいつも危なっかしいんだけど、終わってみたらセーブチャンス24回で24セーブ。それはすごい。
捕手 Paulino: B+
開幕戦のキャッチャー、 Cota はほとんど試合に出ずじまい。シーズン半ばからレギュラーを獲得したのはルーキーのポリーノ。打率 .310は立派。ちょっとエラーが多いのが気になるけど、ま、合格。
一塁手 誰?: F
使えんベテランのうち2人が守っていたような気がする。 Craig Wilson はそのせいで試合に出れずトレードされた。後半戦はトレードでやってきた Nady が、まぁまぁ。もう少しホームラン打つと良かったんだけど。
二塁手 Castillo: F
期待が高かっただけに残念な結果だった。開幕時にはこのポジションでは珍しいパワーヒッターになる予定だったのに、終わってみたら、トレード要員の一番手に名前があがる。しかもかなり価値が下がった。
三塁手 Sanchez: A+
今年のパイレーツでの唯一の明るい話題。打率 .344 でナショナルリーグの首位打者獲得。使えんベテランのせいで4月5月はほとんど試合に出てなかったのに。
遊撃手 Wilson: C
ま、こんなものかな、という成績。特筆することはない。守備の要なのにエラーが多かったのがマイナス点。
右翼手 誰?: F
一塁手のとこといっしょ。
中堅手 Duffy, McLouth, Bautista: D
期待高だったダフィーは不調で二軍落ち。しかも二軍落ちの命令を受け入れず一ヶ月ほど行方不明になる。後半戻ってきて、それなりの活躍をした。守備は安心できるし。盗塁できるし。
左翼手 Bay: C+
本塁打35本はすごいけど、チャンスで弱かった。試合の後半で、サンチェスを敬遠してベイで勝負する相手が多かったのは4番打者としてちょっと悲しい。
来シーズンのラインナップの予想
1. Duffy (中堅)
2. Wilson (遊撃)
3. Sanchez (二塁)
4. Bay (左翼)
5. ? (一塁か右翼)
6. Nady (右翼か一塁)
7. Bautista (三塁)
8. Paulino (捕手)
9. 投手
先発: Snell, Duke, Maholm, Gorzelanny, ?
抑え、中継ぎ: Gonzales, Torres, Capps, Grabow, ...
という訳でやっぱりカスティーヨはいらなくなってしまった。左打ちのパワーヒッターと先発投手を獲得しないと。