Sunday, Monday, Tuesday, Wednesday, Thursday, Friday, Saturday, 11-27-2006
今、学会誌に投稿用の論文を直している。ここまで来るのにかなりの時間がかかっている。こんな感じ。
2003年9月。就職と同時に、博士論文の続きであるこの論文にとりかかる。その後、別の2つのプロジェクトを優先したので、この研究は休憩。
2004年12月。最初の2つのプロジェクトが一段落したので、2005年はこのプロジェクトをやろうかな、とぼそぼそ思う。
2005年前期。がんばって進める。
2005年8月22日 のブログによると、「ほぼ書きあがっているのだけど、かなり重大な問題の答がみつからず、8/13、8/16の状態から進展なし。」
2005年9月14日 のブログによると、「8月 22日の時点で「重大な問題の答」がみつからず止まっていた論文「その 4」を何とか書き上げた。答はまだみつかっていないかもしれない。」
やっぱり、答は見つかっていなかったので、人に見せられるまでになったのは2005年12月。元アドバイザーなどに読んでもらう。その後手直し。
他の人にも読んでもらう。だいたい1ヶ月くらいで読んでくれる。
2006年3月に投稿。統計学会の学会誌は査読がゆっくりなので、ま、半年ほどかかるんだろうなぁ、と思う。
半年たっても返事がないので、「まだ?」とメールを送ってみる。
2006年10月半ばに評価がくる。「ま、いいんじゃない?こことこことこことこことこことこことこことここを直したら、もう一回みてあげるよ」
手直し中。久しぶりに読んでみたらおもしろかった。「ふぅん、よく考えてるじゃん」という感じで。最近人に誉められることがないので、積極的に自分で自分を誉めるようにしている。
査読の評価って、だいたい良かったことを先に述べてくれる。頭から、「こんなん紙の無駄です」とか言う人はいない。だから、誉められているところを選んで読んでみた。ちょっと勢いづけるために。蛍光ペンを使ってみたりもした。
This is a very interesting paper. ... the approach described here may be very useful.
とか
The paper is well written and proposes a new approach for phase III clinical studies. However,
ハウエバー・・・のあとは気づかないふり・・・ "may be very useful" というのも気になるなぁ。もう少し自信を持って積極的に褒めてくれてもいいのに。
僕の仕事のうち、こういう統計学の方法論に費やせる時間は20パーセント。だから、ま、時間がかかるのはしょうがないか。こんなもんかな。このプロセスの間に他の論文も出てるし、ただこれがいつも後回し後回しになってしまった、というだけ、というのが言い訳。
別に言い訳しなくてもいいか。
その後何日かたった・・・
予定より早くちゃきちゃきと訂正し終えた。今はデパートメントの論文添削係の人に読んでもらっている。その道のプロ。英語を直してもらう、というのではなくて(ま、それもあるけど)、論法とか、表現とか。かなりシンプルになって帰ってくる。
その後何日かたった・・・
まだ帰ってこない。やっぱり目標はクリスマスだな。
Sunday, Monday, Tuesday, Wednesday, Thursday, Friday, Saturday, 11-25-2006
昨日はサンクスギヴィングだった。いきなり木曜日がお休みというのがうれしい。でも小山家では特に何もない。去年のクリスマスに七面鳥の 丸焼き をしてから、また次の機会を伺っていたんだけど、七面鳥っていまいちおいしくないから、次はチキンで、ということになっていた。で、どうせだったら、サムゲタン(参鶏湯)ということになった。
最近、まりが韓国人の友達からいろいろ韓国料理を教わっている。いろいろおいしくてうれしい。という訳で、小山家のサンクスギヴィングはサムゲタンだった。
今日は仕事。サンクスギヴィング明けの金曜日に仕事に来るのは初めてだ。でもいろいろたまっているのでしょうがない。この、もういい加減、時間かけすぎじゃないか、というプロジェクトを何とか終わらせた。夏から僕の机の上にあったものだ。予想に反して、いろいろ難しかったのだ。ま、ひとまず落ち着いた。「大至急」マークがついている仕事はこれで残り2つになった。
Sunday, Monday, Tuesday, Wednesday, Thursday, Friday, Saturday, 11-22-2006
さて、NBA・フィラデルフィア76ers のスター選手、アレン・アイバーソンが、先週亡くなったケビン・ジョンソンという人の葬式費用を全て賄うことになった。ケビンさんのお母さんは、アレン・アイバーソンを葬式に招待したんだけど、スケジュールの都合で参加は不可能。その後、アイバーソン選手が葬式の費用を出すことを申し出た。
三択問題 : なぜか?
1・ケビンさんはアレン・アイバーソンのようなダンクがしたくて二階の窓から庭においてあるバスケットゴールにダンクを試みたが、失敗して転落死した。
2.ケビンさんはアレン・アイバーソンのジャージを着てバスを待っていた時に、悪者にそのジャージをかつあげされそうになった。拒否したところ射殺された。
3.ケビンさんは体中にアレン・アイバーソンと全く同じタトゥーを入れようとしたが、あまりお金がないので、自分で彫っていた。首に「忠」 の字を彫っている時に誤って動脈を切ってしまい失血死した。
・・・
正解は 2。ケビンさんはアイバーソンの大ファンで、棺おけにもアイバーソンのジャージを着て入るそうだ。
ジャージのために殺されるとはね。なんといっても銃社会というのは怖い。日本も怖いけどやっぱりアメリカも怖い。
Sunday, Monday, Tuesday, Wednesday, Thursday, Friday, Saturday, 11-18-2006
動物園に行った。土曜日は朝から ジム に行くので7時に起きる。ジムは楽しい。泰河もいつもおおはしゃぎ。
買物して帰宅して寝かせて起こしてご飯食べさせて出かけた。
特に予定していなかったんだけど、今日は朝からいいお天気で暖かい。この動物園にカンガルーはいないけど、カンガルー日和だ。ぽかぽかしていた。
お昼寝を途中で切り上げて出発したので、途中で眠ってしまうかな、とも思ったけれど、外に出ると妙に元気になるので(たいてい子供ってそんなもんか)全く眠らなかった。成長したものだ。
歩き回られると面倒くさいので、最初は乳母車に乗せたまま、キリン、ゾウなどを見て回った。
3頭いるキリンのうち1頭だけ近くにきて客サービスに精を出していた。ま、交替でやっているんだろうな。勝手にこれが マルガリータ、だということにした。至近距離で見るキリンは大きかった。でもやっぱり体のバランス悪いよね、キリンって。
途中から乳母車から降ろして勝手に歩かせた。本当に勝手に歩いていく。家の中ではまりの姿が見えなくなるだけで泣き出すくせに、家の外では全く平気だ。迷子になるタイプの子供だな。
立たないレッサーパンダでも興味津々。
ヒョウも余裕で見ていた。でも何となく腰が引けてる。
かなりのスピードでガラスに向かって突進してくるので、途中からは(かなり)怖がっていた。
最後にお土産屋さん。マルガリータのぬいぐるみを買った。トラのリュックを背負わせてみた。買ってないけど。
Sunday, Monday, Tuesday, Wednesday, Thursday, Friday, Saturday, 11-17-2006
2週間ほど前に豪邸ツアーに行った。近所に、豪邸ばかりが集まったサブディビジョン(家の集まり)が完成間近。一応「80万ドルから」と宣伝していたけど、どうやらほとんど200万ドル以上のお屋敷らしい。うちのサブディビジョンから通りを一本はさんだところ。近くに豪邸がたくさんできるのはどうなんだろう?
そこの豪邸を6件見学できるというツアーがあった。6件見るのに14ドル。
こんな家たち
窓やさん、とかタイルやさん、とかデザイナーさん、とか、みんなの発表会という感じだ。
驚いたことにかなりの大盛況。こんなに人が集まるイベントだとは思わなかった。みんな興味本位で見に来るのか。購入予定のお屋敷のデザインのアイデア集めに来ている人も中にはいたのだろうか?
ま、うちらはただ「すごいねぇ」と言いに行ったようなものだから、「このキッチンすごいねぇ」と、普通のリアクションをしつつ見学。犬の部屋まであるうちもあった。ただやっぱり庶民なので「電気代いくらなんだろうね?」とか「掃除するだけで大変だね」と夢のない会話ばっかり。「家の中でも携帯電話もってないとね」はかなり的を射た感想だと思うのだけど。
Sunday, Monday, Tuesday, Wednesday, Thursday, Friday, Saturday, 11-17-2006
松坂大輔投手との交渉権獲得のためにボストン・レッドソックスが 5110万ドル払った。年棒は 1000万ドルくらいになるらしい。パイレーツの一軍選手22人の合計年棒約 4770万ドル。ま、でもレッドソックスは好きなチームなので、松坂選手にもがんばってほしい。
ま、このブログで一番伝えたいのはそんなことではなくて・・・
アメリカのテレビでもラジオでも、まだ、松坂投手の名前をちゃんと発音できる人は少ない。単語の最後の e を「え」と発音しないから、みんな、彼のことを 『大好きぃ』 マツザァカと呼ぶ。
・・・
ま、それはみんな知っていることなので、あまり知られていないかもしれない情報。
レッドソックスの入札金は 5110万ドル。二番目に高かったメッツの入札金は 3900万ドル。3番目のヤンキースは 3200万ドルだったようだ。二位にこれだけ差をつけてしまったのは、レッドソックスの読み間違いか?ちなみにマリナーズがイチローとの交渉権を獲得した時の入札金は 1300万ドル。
Sunday, Monday, Tuesday, Wednesday, Thursday, Friday, Saturday, 11-17-2006
全然知らなかったんだけど、つい最近「週間ポスト」にタイトルにあるような記事が出たらしい。
それについて何も知らないし、特に何も知りたくないので、その記事に対する批評は ここ で読んでください。さらっと読んだ感じではちゃんとした批評のようだ。
どうやらその記事にでてくる高岡教授というのが疫学を理解していないで、勝手に間違った解釈をしているらしい。
ま、週刊誌の記事にどうこう言うのもなんだけど、それを読んで、「へぇ、受動喫煙は子どもの発ガンリスクを減らすんだ」って思う人がいるんだろうなぁ、と思うとやるせない気持ちになる。
・・・
ま、いいや。
Sunday, Monday, Tuesday, Wednesday, Thursday, Friday, Saturday, 11-15-2006
この前(昨日書いた文章)、ちらっとJTの主張を見てみた。疫学研究では因果関係は証明できない、とか受動喫煙と疾病発生率の上昇との統計的関連性は立証されていない、とか言っている。
喫煙も受動喫煙も多くの重病の原因であるというフィリップモリスの言っていることとかなり食い違いがある。
JTによると、2003年にブリティッシュ・メディカル・ジャーナル (BMJ) に、「環境中たばこ煙への曝露と虚血性心疾患および肺がんとの関連性は、一般的に考えられているものよりかなり弱いと思われる」と結論づけている研究が発表された、というのを、彼らの主張の理由にしている。
確かにこの論文は実在する。
●Enstrom and Kabat, "Environmental tobacco smoke and tobacco related mortality in a prospective study of Californians, 1960-98." BMJ 2003 だ。
でももちろん、受動喫煙と疾病発生率の上昇が結論付けられた研究もある。たくさんある。
ごく最近のBMJ だけでも、
●Wen et al. "Environmental tobacco smoke and mortality in Chinese women who have never smoked: prospective cohort study." BMJ 2006.
●Vineis et al. "Environmental tobacco smoke and risk of respiratory cancer and chronic obstructive pulmonary disease in former smokers and never smokers in the EPIC prospective study." BMJ 2005
●McGhee et al. "Mortality associated with passive smoking in Hong Kong." BMJ 2005
まだまだリストは続く。続く。いぃっぱいある。
さらにJTが受動喫煙は危険とは言えない、の主張に使っているもともとの Enstrom and Kabat の論文はかなり危うい状況に立たされている。もともと、この2人とも、研究資金をタバコ業界から得ていた。
研究、データ、解析の質についても問題点はかなりあるようだ。この論文を(データ、解析手法の質の低さ、解釈の誤りの観点から)取り消した方が良い、という意見も BMJ で発表されている。ま、要するに、この Enstrom and Kabat の論文は全体から見ると、「受動喫煙は危険ではない」という結論を出している超少数派のうちのひとつ、ということだ。
JTはその超少数派だけを自らの主張に取り入れて、あの医学誌ブリティッシュ・メディカル・ジャーナルで、発表されているんだよ!と言っている。他の大多数の研究についてはどうなのさ?みなさんにお知らせしなくていいの?
Sunday, Monday, Tuesday, Wednesday, Thursday, Friday, Saturday, 11-13-2006
僕がよく訊かれる質問のひとつに「日本に帰らないの?」がある。初めて渡米してから15年くらい。今のところ答は「帰らない」。理由は、いろいろあるんだけど、最も重要な理由のひとつがタバコ。日本はタバコくさくて生活しづらい。3日が限度かな。
日本でタバコの煙がいやだなぁ、と思っている人って結構多いと思うのだけど、アメリカにいれば、多少の努力で、避けようと思えばかなり完全に避けられる。
テネシーは、もともとタバコ産業のさかんなところだったから、アメリカの中では喫煙者に優しいと思う。ま、それでも日本とは比べ物にはならない。
フィリップ・モリスのページを見てみた。
Philip Morris USA のページは禁煙を勧めるページとなっている。裁判所の命令でこうなったんだと思うけど、ま、それでもいい。
Smoking & Health Issues (喫煙と健康問題)のリンクをたどってみた。
いろいろ書かれている。
日本語訳
喫煙と病気フィリップモリスUSAは医学的・科学的な圧倒的な総意に賛同します。すなわち、喫煙は肺がん、心臓病、気腫、および他の重病の原因となり、喫煙者は、非喫煙者に比べて、このような重病を患う可能性が非常に大きいです。安全なタバコは存在しません。
中毒性フィリップモリスUSAは医学的・科学的な圧倒的な総意に賛同します。すなわち、喫煙は中毒性があります。タバコをやめることはとても難しいことでもありますが、その困難さがタバコをやめたい人の妨げになるべきではありません。
受動喫煙政府の公衆衛生部は、(研究の結果)以下の結論を出しました。受動喫煙は、非喫煙者の大人の肺がん、心臓病などを含む病気の原因となり、また子供の、喘息、呼吸系感染、せき、喘鳴、中耳炎、および乳幼児突然死症候群の原因となります。
全部訳した訳ではないけど、要するにタバコがこういった病気の原因である、と言っている。 元の文は cigarette smoking causes ...
さて、JTはどうだろう?何度かクリックが必要だけど、喫煙と健康に対するJTの考え方という ページ にたどり着ける。
そのさらに奥の「喫煙と健康」を読んでみた。
要約すると・・・厚生労働省が「たばこは多くの疾病の危険因子だ」と言った。私達もそう認識していて、今後の更なる研究が必要。
しかし2段落目で、この厚生労働省の見解は疫学研究による物で、喫煙者集団において特定の疾病のリスクが非喫煙者集団より高いことを示している、と言っている。
3段落目では、疫学研究について説明している。要するに、タバコ以外の全ての要因(住環境(大気汚染等)、食生活、運動量、ストレス、遺伝的要因)を同じにした集団を比べている訳ではないので、疫学研究では個々の喫煙者について疾病のリスクを明らかにできない、と言っている。
4段落目では動物実験において、たばこのタール(数千本~数万本相当)をマウスに直接塗ると癌が発生することが確認されている・・・と言っているけど、煙だけで癌を発生させることは困難、というのが言いたいらしい。
で、結局最後の閉めは、『喫煙するかしないかは、喫煙の健康への影響・リスクに関する情報に基づいて、個々の成人の方が決めるべきものです。』
疫学研究しかなされていないから、因果関係は証明されていない、というのが一貫した見方のようだ。
因果関係を確立させるためには臨床試験が必要なのは確か。タバコの害を見極める臨床試験はこういう風になる。健康な非喫煙者、何人か連れてきて、ランダムに2つのグループに分ける。1つのグループに喫煙者になってもらう。何年か後、疾病の割合を比べる。
そんなこと出来ない。という訳で、JTはこの先いつまでも喫煙といろんな病気の因果関係を認めない気なんだろうか?
タバコの煙がいやだと、日本には住めない。僕が日本に帰らない一番の理由は本当にそれなんだ。
Sunday, Monday, Tuesday, Wednesday, Thursday, Friday, Saturday, 11-09-2006
レイシック。眼球にレーザーを当てて近視や乱視を治す技術。それが自宅で気軽に出来るようになった。その名も、ずばり lasik @ home。レイシック・アット・ホーム。99ドルで Scal-Pal というレーザーを買う。通信販売だ。
詳しくは http://www.lasikathome.com/ に載っている。Dr. Amir Khadim というお医者さんが開発したようだ。
自分でレーザーを当てるのは怖い、と思う。でもそこに載っている使用者の感想によると、思っていたよりずっと簡単みたい。やり方もマンガで解説してくれているし。
・・・
そんな訳ない。隅から隅までみんなジョーク。だいたい、開発者のカディーム医師、めがねかけてるし。
Sunday, Monday, Tuesday, Wednesday, Thursday, Friday, Saturday, 11-09-2006
Steve Jobs という人がいる。アップルコンピュータの創始者のひとり。その人が2005年の6月にスタンフォード大学の卒業式で行ったスピーチは有名なのでいろいろなところで読むことができる。 youtube では聞く事もできる。
感銘を受ける、とかじゃなくて(ま、受けるけど)聞いてて面白いので、何回か聞いた。
そのスピーチの中で、"If you live each day as if it was your last, someday you'll most certainly be right" と言っている。彼が17歳の時に読んだ本に書いてあったそうだ。これの日本語訳はどうしよう?
このスピーチについて書かれたブログなんかでも勘違いしているところもあるようなので、ひとこと。ちょっと変だけど、日本語で言うとこういうこと・・・
毎日毎日、その日が人生最後の日だと思って生きていれば、いつかは必ずそれが正しい日が来る。
「今日が人生最後の日だと思って生きよう」と思ってその日をスタートさせても、ま、たいていはその日は人生最後の日ではない。
でも、そのうち一日だけ「今日が本当に人生最後の日だったのかぁ・・・あれぇぇ」という日がやってくる。必ずやってくる。
ということを言っている。ま、軽いジョーク。くすくす笑える。
ジョーク。ま、「つかみ」というのかな。
僕はしょっちゅうくだらないことを言う。ジョークで言ってるのにジョークでないと取られるのはつらい。その逆よりよっぽどつらい。他人ごとながら、この部分を「素晴らしいことを言っている」と思っている人がいると思うと、Steve Jobs が憐れに思えてしまう。だから、ジョークなんだってば。
Sunday, Monday, Tuesday, Wednesday, Thursday, Friday, Saturday, 11-06-2006
大きいのを買ったから来年も着れるかな?ま、来年になったら新しいのを買いたくなるんだろうけど。興奮してか、じっとしないので写真を撮るのが大変だった。
Sunday, Monday, Tuesday, Wednesday, Thursday, Friday, Saturday, 11-04-2006
いろいろ計算するのは楽しかったのだけど、これをおもしろいと思う人はここにはあまりいないだろうなぁ、ということで今は結果だけ。
表も裏も 50% の確率で出る公平なコインを 「表表表」 と表が3回連続で出るまで投げ続ける。n 回目で「表表表」が 初めて 完成する確率は?というのが問題。
答:
n 回目で「表表表」が初めて完成する確率を とおく。
0回目、 1回目、2回目で 「表表表」が完成する確率は0だから、
3回目で完成するには、1回目から 「表表表」 が出なくてはいけないから、確率は
で、n 回目で初めて 「表表表」 が完成する確率は
と表せる。n = 4 の時は右辺の足し算が n = 1 から n = 0 まで、とか、細かいことはおいておいて、これで、n 回目で初めて 「表表表」 が完成する確率が、さくさくさくと計算できる。
何回目 | ここで完成 | ここまでに完成 | 1 | 0 | 0 | 2 | 0 | 0 | 3 | 0.12500 | 0.1250 | 4 | 0.06250 | 0.1875 | 5 | 0.06250 | 0.2500 | 6 | 0.06250 | 0.3125 | 7 | 0.05469 | 0.3672 | 8 | 0.05078 | 0.4180 | 9 | 0.04688 | 0.4648 | 10 | 0.04297 | 0.5078 | 11 | 0.03955 | 0.5474 | 12 | 0.03638 | 0.5837 |
ま、それはいいんだけど、12回やっても、「表表表」 が出る確率って 58% にしかならないんだね。
Sunday, Monday, Tuesday, Wednesday, Thursday, Friday, Saturday, 11-03-2006
これ の続きを書こうとしているのかもしれない。
表 (H) が出る確率も裏 (T) が出る確率も 50% の公平なコインを投げ続ける。
10回目で初めて HHH と表が3回連続で出る確率を求めてください。
つまり ○○○○○○○HHH となって、最初の 7回の○○○○○○○に HHH が出ない確率。
ま、そのうち。
それはさておき・・・日本のコインには人の顔が描かれていないから、Heads / Tails という分け方はしない。もともと顔が描かれている方が Heads で、その逆が Tails だから。
オーストラリアには片面がエリザベスさんで、もう片面がカンガルーという コイン があるので、これはまさに、Heads と Tails だ。ま、しっぽ面にもカンガルーの顔が描かれているけど。
どっちが「表」なんだろう?
Sunday, Monday, Tuesday, Wednesday, Thursday, Friday, Saturday, 11-01-2006
はじめに (日曜日までに起きていたこと)
1.僕は乾燥肌っぽくて何だか背中とかがかゆいので、泰河用に買ったベイビーローションを、日曜日のお昼に背中に塗ってみた。
2.金曜日にあったミーティングの軽食係になっていたので、パネラのコーヒーとマフィンとかを用意した。それがかなり残ったので、大量のコーヒーをお土産に持って帰った。まりがそれで大量のコーヒーゼリーとコーヒーババロアを作ってくれた。いっぱい食べた。
3.日曜日の夜はハロウィンの集まりがあった。とある教会にかなりの大人数が集まる。地元の新聞にお知らせが載るほどの大イベント。泰河はかぼちゃになった。そこで、ちょっとだけ晩御飯を食べた。
4.日曜日の夜に Back to the Future 2 を見始めたら、まだ 1 の復習の部分で停電になった。ちゃんとした停電は2年ぶりくらいだろうか?1時間後に復旧。映画の続きを見た。
映画を見ている途中から上半身が妙にかゆくなった。寝る前にお風呂に入ってごしごしこすった。そのときに鏡を見たら、かなりおそろしいことになっていた。顔以外の上半身が赤いまだら模様になっていた。ま、でも夜遅いし、ちょっとかゆいだけだから寝た。
(月曜日の)朝になったら、かゆみは消えていた。鏡で見ると、ちょっと赤くはなっているけれど昨晩ほどはひどくない。でも、ま、皮膚科に行こうと思って、オフィスから電話をした。仕事を始める頃になると、かゆみと赤みが再発していた。
「水曜日の午後なら予約がとれる」と言われたんだけど、とてもそんなに待てないから、何とかその日のうちに無理していれてもらった。アメリカで生きていく原則1。「言えばなんとかなるかもしれないから言ってみる」。ま、現実問題としてとても水曜日まで待てる状態じゃなかったから、訴えにも力が入った。
その後は、かゆくて仕事にならなかった。なんとなくかいてはいけない、と思うからひたすらがまんした。お医者さんのところに行った3時になると、上半身にかなり大きい赤いまだらがいくつか。結構見た目が気持ち悪い。一日ずれて今日だったら、かなりリアルでグロテスクなハロウィンのコスチュームになったのにな。
病院に行くと「ははは、アレルギーだね」ということだった。かなりひどかったんだけど、お医者さんはこんなの見慣れている、という感じ。ま、その方が安心するか。薬を出してもらった。3種類。副作用がいろいろある。
薬1.「これを飲むと眠くなって、起きていてもぼぉーとしてしまうかも」。アレルギーで眠くなるということは、ま、ベネドリルみたいなものか。
薬2.「これを飲むと逆にハイになる。(ほんとに『ハイになる』と言った)夜中に起きちゃうかもしれない。朝、妙にやる気に満ちるかもしれないけど、それははこの薬のせいだから。
薬3.「これを飲むと空腹感が強くなる。食べすぎないように気をつけて」
実は、このお医者さん、仕事でもちょっと関わったことがあって、僕がヴァンディーで研究しているというのをよく知っている。薬2の説明の時に「夜目が覚めるし、やる気が出てくるから、研究が進むかもね、ふふふ」と言った。余計なお世話だ。
薬局で薬を待っている時にかゆみがピークに達した。我慢出来ない痛みよりはましなんだろうけど、我慢出来ないかゆみもかなりひどい、ということを学んだ。
家に帰って薬を飲んだら、何となくすぐにかゆみが引いた気にはなった。プレシボ効果だ。でも、赤みが消えるまでには2時間ほどかかった。でも薬を飲んでからは、もうなんともない。一応3週間分の薬をもらったんだけどな。
眠くなる副作用がハイになる副作用に勝ったようで、午後8時就寝。今朝7時までぐっすり寝た。起きた時、別にやる気に満ちていなかったし、特に空腹度も増していない。
で、一体何のアレルギーだったんだろうか?僕が自分で認識しているアレルギーはラッコ肉だけだし、もう2ヶ月ほどラッコ食べてないし。
・・・
冗談です。ラッコ肉のアレルギーの検査はたぶんないと思う。
昔、臨床試験に入れるかどうかの審査のうちの一つが「○○アレルギーでない」というのがあって、(○○が何か忘れたけど)、その時に「アレルギーの検査ってどんな物にもあるの?アザラシとか?」という質問をした。「アザラシアレルギーだと、エスキモーは困ると思うんだけど」
そのお医者さんによると、アザラシアレルギーかどうかはわからないらしい。でも、アザラシアレルギーのエスキモーは生き残ってないだろう、ということだった。 survival of the fittest だ。
そんな訳で、昨日は上半身中かゆかったけど、今はまったくどこもかゆくない。何のアレルギーだったんだろうか?未だに不明。