Sunday, Monday, Tuesday, Wednesday, Thursday, Friday, Saturday, 10-31-2007
ハロウィンだ。あのカボチャ、Jack o'Lantern という名前らしい。ま、そう言われればそうだったような気もする。そんな本名で聞くことめったにない。あれは、『パンプキン』だ。
で、このあいだ、Jack o'Lantern という発音を聞いたら、『チョコランタン』に聞こえた。だじゃれのレベルとしては、待合室≒抹茶アイス のやや下くらいかな。
チョコランタンつながり:レッドソックスのルーキーに、ジャコビ がいる。ジャコォビィ。
つい最近まで、ズズは男の子だと思っていた。
待合室の上を行く だじゃれ。
Sunday, Monday, Tuesday, Wednesday, Thursday, Friday, Saturday, 10-31-2007
仕事でミネソタ州ローチェスターに来ている。メィヨクリニック (Mayo Clinic) で有名な町。IBM の工場もあるらしいけど、基本的にメィヨ 一色な町。ローチェスター空港に Mayo Information Desk があったし。今までに訪れた中で3番目くらいに小さい空港だった。(Charlottetown, PEI と Columbia, MO の空港も小さかった。) でも Rochester International Airport。国際空港だ。きっとトロントに一日一便とかあるんだろうな。実はナッシュビル国際空港もトロント便とカンクン便で国際空港を名乗る権利を得ている。
一泊だけだし、朝昼晩と食事付きの研究(発表)会なのでホテルの外に出る機会がほとんどない。
外は寒い。
ローチェスター空港ではただでワイヤレスインターネットが使えた。メールがチェックできたせいで仕事が増えた。
Sunday, Monday, Tuesday, Wednesday, Thursday, Friday, Saturday, 10-26-2007
数ヶ月前にテネシー州のロト(宝くじ)のあたり番号がコンピューターで選ばれるようになった。3桁の数字 000 ~ 999 を選んで、それがコンピューターが選んだ数字と同じだったら賞金がもらえる。そのコンピューターのプログラムミスで、同じ数字が2度以上現れる数字が当たり番号にならない、ということが判明した。223とか494とかが当たりになることがなかったらしい。
そのプログラムミスによって当たりの確率がどうなったか、とかそういう解析をうちの学部の人が頼まれていたらしい。楽しそうなプロジェクトだなぁ。どうやら、同じ数字が2度以上使われない、というのが分かっていてもやっぱり期待値はマイナスらしい。
問題1
00 ~ 99 までの100個の数字から一つ選んで、それがコンピューターがランダムに選んだ数字と同じだったら当たり、というくじがあります。人間が選ぶのもランダムということにします。当たりの確率はいくらでしょう?
答: 1/100
問題2
実は誰にも言っていなかったんだけど、この宝くじの当たりにゾロ目 00, 11, 22 ~ 88, 99 はありません。でも選ぶ人はそんなことは知りません。当たりの確率はいくらでしょう?
答:えぇと•••
ランダムに選ぶ人間が10個あるゾロ目を選ぶ確率は 10/100。その時は当たりの確率は0。ゾロ目以外を選ぶ確率は 90/100。90個の非ゾロ目のうちひとつが当たりだから、当たりの確率は 1/90。結局、この状況で当たりになる確率は (10/100) x 0 + (90/100) x (1/90) = 1/100。
問題1と問題2の答はいっしょ。コンピューターのプログラムミスでゾロ目が出なくなっていても、その情報が漏れていなければ当たりの確率は変わらない。
でもテネシー州のロトでは、ゾロ目が出ないぞ、という噂が速やかに広まったらしい。8月くらいから、売れたロト券(自分で番号を選べる)の非ゾロ目の割合が着実に上がっていったというデータがある。
それでもやっぱり不利だったんだけどね。
Sunday, Monday, Tuesday, Wednesday, Thursday, Friday, Saturday, 10-25-2007
例1:Today is the first day of the rest of my life. というよく聞く言葉がある。今日は残りの人生の第1日目。今までつらいことがあったけどすっかり忘れてがんばろう、ということだ。
例2:アメリカとか日本では地下1階の上は地上1階だけど、イギリスなどでは、ground floor が日本での地上1階にあたるので、First floor(第1階)は日本での地上2階になる。
こういう混乱は ordinal number (順数:順番を表す) と cardinal number (基数:普通の数)の使い分けの混乱が元になっている。英語だと基数は one, two three; 順数は first, second, third と単語からして違うので違いが際立つ。順数の0が一般的にないのが問題かな?0th という言い方が一応出来るけれど。順番を表す順数で0とかマイナスを考えようとするとややこしくなるんだろう。
地下1階の上が地上1階なのは順数を使った場合で、間に地上0階 (ground floor) が入るのは普通の数(基数)を使った場合。
普通の数の計算は簡単だけど順数の場合はちょっと難しい。地下1階 (-1) から3階分 (+3) 階段を上ったら (-1+3=2) イギリスではちゃんと地上2階に着くけど、日本では0階がないので3階まで行ってしまう。
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今日が僕の人生の何日目なのかを考えていて分からなくなった。来年ちゃんと泰河の人生1000日目をお祝いしてあげよう、と思ってそれが何月何日なのか計算しようとして分からなくなった。
最初の英文についての今のところの解釈は、「今日は残りの人生の第1日目 (first) だけど、Day 1 (one) は明日」。そんなの意味分からない、と言うかもしれない。でも、生まれて1年目は0歳、2年目は1歳、というずれと同じかな。1年目2年目が順数(数え年)で、0歳1歳が基数。年齢ではなくて日齢で考えれば、生まれた日(1日目)は0歳で2日目が1歳、3日目が2歳•••
ということは、人生1000日目と日齢1000には1日ずれがあるんだな。
インターネット上に日付の計算ができるところはいろいろあるけど,僕も作ってみた.How many days? で計算ができる.
人生の1000日目は「2歳と9ヶ月になる目前」に訪れるので,ちゃんとお祝いしよう.
人生の10000日目は「27歳と4ヶ月とちょっと」なので,27歳の人はわすれないように・・・誕生日は毎年くるけど,X0000日目は27年に一度だけだ.
Sunday, Monday, Tuesday, Wednesday, Thursday, Friday, Saturday, 10-23-2007
今うちの大学に ブラッド・エフロン が来ている.統計学の世界ではかなり著名な人.ブートストラップの生みの親だ.
まだ会っていないけど.
明日から三日間,生物統計学部でのセミナー,医学部全体での招待公演,ディナーパーティー,ランチ,エフロンに質問,などイベントが ムクドリ押し.
数年前の ENAR での招待公演を聴いたけど・・・今回はもっと面白いことを願おう.また OHP でやってくれないかな?この時分,そっちのほうがおしゃれだ.
Sunday, Monday, Tuesday, Wednesday, Thursday, Friday, Saturday, 10-18-2007
掛け算のも出来るようになった!
...
僕の周り,かなり狭い世界ではかなり評判いいんだけどね.
Sunday, Monday, Tuesday, Wednesday, Thursday, Friday, Saturday, 10-14-2007
日付入り魔方陣 を誰でも 簡単に作れるページ を作った。 R で書かれたプログラムを HTML に組み込む練習も兼ねている。
Rを使う必要性があるので、どこにでも置けるページではなくてこの data.vanderbilt.edu/ に置かなくてはいけなかった。SFTP でファイルを送るのだけどどうしても日本語が文字化けしてしまう。という訳で、英語だけ。
日本語訳はこの下。
魔方陣を手軽に作ろうのページは http://data.vanderbilt.edu/~koyamat/brew/magicsquare.html です。
ちょっと前まで magicsquare.brew だったけれど、magicsquare.html に変わりました。
日本語訳:
魔方陣を作ろう 0 ~ 100,000 までの任意の数字4つが一番上の列に入った魔方陣が作れます。 ○ 同じ数字が2度以上使われることはありません。(一番上の列に同じ数字が指定された時を除く) ○●○●○ ○ このページは小山達樹が作りました。(コンピュータ係のウィル君が手伝ってくれました。)
○ 負の数は必要な時以外使われません。
○ 一番上の列の数字は入力された通りに先頭の0もそのまま現れます。
○ 僕は昼間は統計学者なのでプログラムは R で書かれています。友達のジェフ君が開発した brew パッケージを使って R を HTML に組み込んでいます。
Sunday, Monday, Tuesday, Wednesday, Thursday, Friday, Saturday, 10-11-2007
このあいだ,予告 と題して日付入り魔方陣をみっつ載せた.何の予告だかわからないし,予告したのに何も起きていない.やや見切り発車だったか.信号はまだ赤だ.
という訳で(どういう訳だか?)魔方陣の歴史.僕の中での歴史.『魔方陣の歴史は古く紀元前5世紀に・・・』とかではない.
1980年頃.いろいろあってその頃母親と病院に通っていた.ま,小学校1年とか2年とかだったかなぁ.その当時も病院の待ち時間は長い.母親とじゃんけんをしてもそう長い時間暇はつぶせない.そんな時,母親から問題が出た.「1から9までの数字を使って縦横斜めどこを足しても同じになるように・・・」 つまり3×3の魔方陣を作りなさい,ということだ.一度ではなくて,病院での待ち時間の暇つぶしの定番だった記憶がある.
小学生なので,解法はもちろん試行錯誤.
1990年頃.中学2年の夏休みの自由研究の題材を魔方陣にした.藤枝市立図書館に行っていろいろ調べた記憶がある.6×6の魔方陣をたくさん作った.解法は体系的な試行錯誤といったところだ.そういえば,自由研究の計画を提出した時に「魔方陣」を「魔法陣」と書いて,担任の増島先生(数学)に指摘された.中学3年の夏休みの自由研究も魔方陣だった.この時は4×4の魔方陣を全部(880個)作ろうとした.出来なかったけど.0から15を二進法に置き換えて云々・・・とかやった.
高校2年の時,もう少し考えて今使ってる解法に行き着いた.(行き着いたというほどのものではないんだけどね)一番上の列に日付を入れたり,掛け算にしてみたりもこの頃だ.
まだインターネット前の時代のことだ.
その頃から技術的には大した進歩はしていない.
誕生日には 誕生日入り魔方陣.残念ながらまだあまり広まっていないようだ.
魔方陣作成機 (Magic Square Maker) 完成しました.誕生日入り魔方陣を広めよう!
Sunday, Monday, Tuesday, Wednesday, Thursday, Friday, Saturday, 10-07-2007
10月になってまた夏がぶり返したようで、今日は夕方になるまでとても外に出られなかった。
今日はまだ行ったことがない公園に行ってみた。そういえば昔は帽子を すごく嫌がった けど最近はちゃんとかぶれる。
わにに乗ったり、車に乗ったり。
公園って地面が木屑の所が多いのだけど、ここはゴム製の木屑だった。木屑に見えるけど実はゴム。
かばもいる。
でも、このかば、内蔵むき出しでよく見るとちょっと怖い。心臓から胃につながってるしね。
ちょっと大きい子に遊んでもらったけど、あまり手加減してもらえず振り落とされそうだった。でも下がゴムだから落ちても安心。
そろそろ帰ろうか。
Sunday, Monday, Tuesday, Wednesday, Thursday, Friday, Saturday, 10-06-2007
これさ、うちの学部の長なんだけどさ、紹介ページでいきなり 心霊写真 使うかねぇ。普通。
Sunday, Monday, Tuesday, Wednesday, Thursday, Friday, Saturday, 10-06-2007
ちょっと昔の話だけど,2004年の3月のピッツバーグの新聞,ポストガゼットにメジャーリーグ開幕の広告が出ていた.イチロー.
イチローが何を言っているのかよく判らない.何となく,日本語→英語→日本語,という翻訳過程を経ている感じ.
僕のアメリカ暦が長くて日本語が判らなくなってきているのかもしれないから,英語に訳してみよう.翻訳といえば altavista の Babel Fish.(そうか?)
それによると,これは英語だと,The baseball, not only, as a sport could be the human formation secure. さらに判らなくなったか.もう一度日本語に訳し直してみよう.スポーツとして野球は、ただ、安全な人間の形成であることができる。 何だか判るんだか判らないんだか判らない日本語になってしまった.でもイチローのコメントよりは判りやすくなったか?『野球=安全な人間の形成』
もう一度,→英語→日本語,と訳したら野球のため、単に、安全な人間の形成であることはスポーツとして可能である。 となった.こんなにコロコロ変わっていいのか?何かに収束するまでやってみよう.と思ったら,ここが終点だった.結局イチローが言ったことは意味不明のままだ.
日本語と英語のループだけじゃつまらないから,日本語→英語→イタリア語→フランス語→ドイツ語→英語→日本語,としてみたらスポーツとして野球は安全な人間の教育であることができなかった。 おぉ,何だかちゃんとした日本語.そっか,イチローは野球の価値を教育的観点から見て悲観的なコメントをしていたのか.
他にもいろいろなルートを試したみたけど,ロシア語とか韓国語とかいれると解読不能な日本語になってしまう.
Sunday, Monday, Tuesday, Wednesday, Thursday, Friday, Saturday, 10-03-2007
今日は泰河の誕生日。二歳。お赤飯とケーキを食べた。泰河にもケーキをあげた。
泰河が好きでよく食べるものって考えたら、パスタと鮭。お赤飯は僕が好きだからかな。
2歳児にあるまじき貫禄。 Just chilling. ってとこか。おむつはいてるくせに何言ってんだ。
ところで先週末、ヴァンディーのフットボールを見に行った。残念ながら泰河はまだあまりフットボールに興味がないようだった。ま、これからだね。
試合中勝手に席を移動して、よその家族の一員になっていた。物おじってのをしないのかな。
しばらくしたらさらに仲良くなっていた.
2歳の誕生日記念の魔方陣.
20 | 07 | 10 | 3 |
1 | 12 | 9 | 18 |
8 | 17 | 2 | 13 |
11 | 4 | 19 | 6 |
Sunday, Monday, Tuesday, Wednesday, Thursday, Friday, Saturday, 10-02-2007
この 論文がやっと通った.accept された.
医学系の研究をしている人たちに話すと必ずびっくりされるんだけど,統計学の世界の論文審査は非常にとても very 長くかかる.今はいろんな学会誌が速やかに査読を進めようと努力しているようだけど,それでも最初の査読に半年かかることもよくある.査読してくれる人を探すのに時間がかかることも多いらしい.
この論文の歴史はこんな感じ.
2006年8月22日に提出.
2006年12月4日に最初の審査結果がくる.(い~っぱい直したらまた見てあげてもいいな)
2007年3月14日に再提出.
2007年6月19日に二度目の審査結果がくる.(まだまだいっぱい直したらまた見てあげてもいいな)
2007年8月20日に再提出.
2007年9月24日に三度目の審査結果がくる.(もういいよ)
ま,3ヶ月半で審査が終わって,直すのに3ヶ月半かかってるから文句は言えないか.
書き始めてから最初の提出に至るまでに1年以上かかってるし,この後も日の目を見るまでまだまだ時間がかかるからから,これが世に出る頃には僕の中ではもうかなり時代遅れの論文になってるんだよね.
次の論文書かなくっちゃ.