Sunday, Monday, Tuesday, Wednesday, Thursday, Friday, Saturday, 11-26-2007
ハロウィンの頃.ささくれをぶちっと抜いた.ささくれとはちょっと違う.英語で言う hangnail だ.左手の人差し指.痛かった.ま,でも過去に何度か経験していることだ.ここまでは.
日が経つにつれて痛みがひどくなった.しかも赤く腫れてきた.触るとかなり激痛が走るようになった.たかがこんなことで,とは思ったけれど11月7日水曜日に病院に行った.
抗生物質をもらった.augmentin.僕が知っている医者はたいてい抗生物質を出し渋るけど,これはどう見ても細菌感染だから,すんなりと抗生物質がでてきた.
でも効かなかった.指先はどんどん腫れて親指と同じくらいの太さになった.痛い.少しでも何かに触れると悶絶するほど痛い.
11月13日火曜日にまた病院に行った.違う種類のちょっと強めの抗生物質がもらえるかな?と期待していた.
でも,もらえなかった.切開することになった.それほど大それたことではないけど,5ミリくらい切ってそこから膿だかなんだかを出す.指先だけかるく痺れさせる麻酔をしたけれど痛かった.切るのは一瞬だったけど,その後指をしごいて搾ったのが痛かった.さらに傷口がふさがらないように,溜まっているものが出切るように,5ミリくらい開いているところにガーゼ?布?をつっこんでいく.(英語で drain.日本語でもドレインというらしい)つっこんでいく.痛かった.
その日の夜,麻酔が切れたらもっと痛かった.あまりに痛かったのですぐ寝た.
次の日(14日水曜日)の朝になったらさほど痛くはなくなっていた.でも時々思い出したように痛みが走った.
また病院に行って事後処理.包帯なんかは「自分でやった方が痛くないから自分でとってね」ということだった.最後に傷口から不気味に伸びるガーゼ(ドレイン)だけが残った.触ると痛い.傷口の中に入っているのだから痛いのは当たり前だ.これ,どうやって取るのだろう?と思った.
お医者さんは,「あぁ,ちゃんと出切ったかな?どれどれ.」と観察する振りをして,いきなり思い切り引っこ抜いた.控えめに表現して,かなりとても痛かった.「痛いから我慢してねって言っても痛さは変わらないし,一気にやっちゃった方が良かったでしょ?」ということだった.
二次感染の危険もあるから一週間後にまた来なさい,と言われたけれどどうやらこれで一件落着.
たかが,ささくれでこんなにひどいことになった.ささくれを甘く見てはいけない.
別に甘く見ていた訳ではないけど,まだ許してくれなかった.実は一件落着ではなかった.
次の日(15日木曜日)の朝,水玉模様になっていた.小さい赤い斑点が体中に出来ていた.手のひらにもぶつぶつ出来ていた.またすぐ病院に行った.3日連続だ.
どうやら抗生物質に対するアレルギー反応らしい.ということで抗ヒスタミン剤を買ってきて飲んだ.眠くなる.
アレルギー反応が出て10日ほど経った.斑点はほぼ消えた.まだ背中に少し薄く残っているけれど.指もほぼ完治した.もうあまり痛くない.
• ささくれをぶちっと抜いてはいけない.ま,分かってたけどさ.まさかこんなになるとはね.もうしません.一病息災.
• 膿は英語で pus.響きは爽やか.