Sunday, Monday, Tuesday, Wednesday, Thursday, Friday, Saturday, 01-24-2011
スティーラズがスーパーボウル出場を決めた次の日、ESPNで同じ日に放送されたボウリングが話題になっていた。
ESPNとは、スポーツ専門のケーブルテレビ局。スポーツしかしない。時々マニアックになるESPN2とか、大学スポーツ専門のESPNUとか、昔の試合専門の ESPN Classic など、人気があがるにつれチャンネル数が増えてきた。それでも、プロのフットボールとか、大リーグのワールドシリーズとかは地上波のチャンネルで放送される。そういう時、ESPNがよく放送するのがボウリングだ。
さてこのボウリングの試合、 Koivuniemi 対 Daugherty は先週の日曜日のお昼頃中継された試合だ。
何がすごいかというと、敗れた Daugherty 選手。テレビ中継されたプロの試合の最低スコアを大幅に更新した。そのスコアが何と100.ボウリングのプロなのに、全米中継されているのに、100.アナウンサーにも「うちのかみさんのスコアのようだ (These are the numbers my wife would put up at a bowling center.)」とか言われてしまう。
でも、本人は開き直ってというか、かなり楽しんだようだ。最後に何とか100点に到達した時はかなり大げさなガッツポーズで決めた。10フレームのうち7フレームでスピリットというから、かなり悲惨な状況。
その試合は準決勝だったのだけど、勝った Koivuniemi 選手のスコアは299.10フレームの最後の最後までずっとストライク。最後の最後のピンもゆらゆら揺れていた。300を出していたら1万ドルのボーナス賞金を手に入れていたところだったらしい。
決勝でも勝った Koivuniemi 選手は優勝賞金の25万ドルを手に入れた。準決勝で敗れた Daugherty 選手も、3位の賞金5万ドルを手にした。「1ピン当たりの賞金(500ドル)は誰にも負けていない」とコメントを残している。ここまでの成績が良かったので、準決勝からの登場だったのだ。