Sunday, Monday, Tuesday, Wednesday, Thursday, Friday, Saturday, 02-21-2011
隣のアラバマ州。アラバマ大学 (University of Alabama) という公立大学がある。もう一つ、オーバーンという都市にオーバーン大学 (Auburn University) という総合大学がある。同じ州に大きな大学が二つあるので、ほぼ必然的にライバル校だ。メジャーなプロのスポーツもないので、かなり濃厚なライバル関係とも言える。
先週、衝撃的な事件が起きた。
オーバーン大学のトレードマーク的な、樹齢130年のナラの木 (Toomer's Corner Oak) を、除草剤(?)を用いて殺した、というのだ。犯人はアラバマ大学のファンである Harvey Updyke Jr. 62歳。アラバマ大学のファンだけど、アラバマ大学出身ではない。
アラバマ大学のニックネーム Crimson Tide にちなんで息子を Crimson と名付けたほどの熱狂ファンぶり。
2ヶ月ほど前の犯行だけど、先週地元のラジオ局のスポーツ番組に電話して、犯行を告白、逮捕に至る。その後、大学の調査によって、その木が助かる見込みはほぼ無いことが判明した。
Youtube でその時の ラジオの放送 が聞ける。
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アップダイク:Iron Bowl(アラバマ大学対オーバーン大学のフットボールの試合)の後の週末、うちから30分ほどのオーバーンに行って、Toomer's Tree に毒を与えた。Spike 80DF っていう除草剤だ。
ラジオ:その木は死んだのか?
ア:え?
ラ:その・木は・死んだか?
ア:まだ死んでいない。でも、確実に死ぬ。
ラ:それは違法なんじゃないのか?
ア:そんなこと俺が気にすると思うか?
ラ:。。。いや。
ア:全く気にしない。それから、タミーに俺が・・・ま、いいや。 Roll'em Tide!
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Roll'em Tide! とは、アラバマ大学のファンの Cheer というやつだ。Let's go Pitt! とか Go Bears! と同種。
結論なし。
Sunday, Monday, Tuesday, Wednesday, Thursday, Friday, Saturday, 02-19-2011
ナッシュビルロック部の活動に参加してきた(参加は5人)。確か当初はヘビメタ部だったと思うのだけど、いつのまにかハードロック部になっていた。僕も今まで参加したのは、エリック・クラプトン、ボンジョビ、ポール・マッカートニーと、全くヘビーでないし、どちらかというとハードでもない面子だ。
今回は、Ozzy Osbourne。ハードでヘビーだ。ど真ん中という訳ではないけれど、Black Sabbath はちゃんと守備範囲に入っている。
参加表明をしてチケットを買った時は全く予想もしていなかったことなんだけど、なんと前座(と呼んでいいのか?)が Slash。Guns n'Roses の Slash。
ボンジョビの時は、本編に遅れるかも?というふざけたタイミングで会場入りした我が部だったけれど、今回はもちろん前座から少しも逃すわけには行かない。実は Slash の方が楽しみなんじゃないのか?というオーラを出している部員(部長)もいた。
シルクハットかぶっているし、本物のスラッシュだよぉ、という感じで10曲ほどの前座。半分がガンズの曲で、かなりハード。実はこれだけでかなり満腹感があった。
というのも・・・
この前日からやや体調を崩していて、この日はのどが痛くて微熱があって、といつもの長引く風邪になる兆候が現れていた。休み休み仕事をしつつ体調を整えて臨んではみたけれど、体力的にややきつい。きついと感じたのは Slash と Ozzy の間の休憩時間だけどね。実際に音楽が流れている時はそんなことは言っていられない。あんなに大音量で音楽を聴いたのは何年振りだろう?子供に「音量下げなさい!」とか言えないねぇ。やっぱりロックは大音量じゃなきゃねぇ。
さて、オジーだ。最近はテレビでふざけている姿しか知らないけれど、もう60過ぎだけど「ヘビメタと言えばオジー」と言われた人だ。体調が優れないとか言っている場合ではない。実際そんなこと言っている場合ではなかった。何というか、コウモリを耳に突っ込まれている感じだ。
詳細は あっくんさん とか ナショナルさん とかSoogleさん のブログで読める。
◯◯
で、コウモリで浄化されたから風邪も治るだろうと思ったら、その日の夜から急激に悪化。翌日病院にいって抗生剤をもらってきました。今日まで寝ていました。とりあえず、オジーは怖かった、ということです。
Sunday, Monday, Tuesday, Wednesday, Thursday, Friday, Saturday, 02-13-2011
ナッシュビル は Music city と言われるだけあって、歌の題材になっていることも多い。ただカントリーミュージックに多いようで、ロック、ブルースに限って言えばメンフィスの方が断然に多い。
Tennessee 州のややマイナーな都市が出てくる Last Train to Clarksville という歌がある。60年代のアイドルグループ Monkees のデビュー曲だ。モンキーズはテレビ番組用にオーディションで選ばれたグループなんだけど、ある程度音楽的にも洗練されている。でも最後まで、あまり音楽的に真剣に取られなくて苦労したみたいだけど。ところで、ドラムをたたきながらボーカルと言えば、モンキーズかCCBだ。
クラークスビル行きの最後の列車に乗ってくれ。駅で待ってるから。
予約を取っておいたから4時半には会えるだろう。
乗り遅れないでね。
僕は朝には出発だ。その前に君に会わなくっちゃ。
最後の夜をいっしょに過ごそう。朝になったら僕の列車が来る。
行かなくっちゃ。
帰って来れるか分からない。
クラークスビル行きの最後の列車に乗ってくれ。駅で待ってるから。
コーヒ味のキスと、ちょっと話す時間くらいあるだろう。
クラークスビル行きの最後の列車に乗ってくれ。もう電話を切らなくっちゃ。
こんなうるさい駅だから君の声も聞こえない。駅でひとりで嫌になっちゃうよ。
帰って来れるか分からない。
比較的陽気なポップスなんだけど、実はベトナムの反戦の歌だ。クラークスビルの近くには空軍の基地があって、ベトナムに送られる前に恋人に会う、という歌。だから、帰って来れるか分からない。
ちなみに、クラークスビルには旅客列車は通っていない。
Sunday, Monday, Tuesday, Wednesday, Thursday, Friday, Saturday, 02-11-2011
ニューヨークにあるブロンクス動物園。
バレンタイン用に少し変わったプレゼントを用意している。10ドルで、動物の命名権を買えるというもの。Name a Roach。ローチ、つまりゴキブリ。ブロンクス動物園にはマダガスカルゴキブリが 58,000匹いて、10ドル出すとその1匹に自分の好きな名前(恋人の名前?)をつけられる。
「花はしぼむ。チョコは溶ける。ゴキブリは永遠に」だそうだ。
Sunday, Monday, Tuesday, Wednesday, Thursday, Friday, Saturday, 02-06-2011
さて、スーパーボウルだ。スティーラーズは2006年、2009年に続いて最近3回目。今まで6度優勝している。
2006年:Steelers! Steelers!
2009年:スティーラーズ再び
敗けた。前評判通りの展開だった。やっぱり専門家は判っている、ということか。パッカーズは spread offense にして、スティーラズのパスラッシュをかわすだろう。スティーラーズの守備に穴があるとしたらセイフティーだろう。残念ながらどちらもほぼ的中した。
ロスリスバーガーにややキレがなかったような気がしたけれど、パッカーズのディフェンスが良かったということか。残念だけどしょうがない。また次だ。
Sunday, Monday, Tuesday, Wednesday, Thursday, Friday, Saturday, 02-02-2011
アメリカ人は謝らない、ということをよく耳にする。一般論としては確かにそう言える。例えば交通事故でも、非を認める発言をした方がより大きい責任をとらされるらしい。
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アメリカに来る日本人に「アメリカになじむアドバイスをひとつ」と言われたら「必要以上に謝らないこと」だ。でもこれは、アメリカになじむ為に自分の非を認めない傲慢な人間になれ、ということではない。
(一般論だけど)日本人が I'm sorry. と言う時は、アメリカ人からすると「何で謝るの?」という場合が多い。
例えば「私の英語がつたないばかりに、迷惑をかけてしまってごめんなさい」 これが日本人的な思考だ。これを、アメリカ的にすると「私の英語がつたないのに、理解しようとしてくれてありがとう」なのだ。
たぶん、日本的に I'm sorry. と言いそうな場合の半分以上は実は Thank you. で良いと思う。(一般論だけど)アメリカ人は I'm sorry. と言われると(自分が言いなれていないので)必要以上に重く受け止めてしまう。「え、え、謝るとこじゃないよ」って。Thank you. と言った方が雰囲気もいい。
もちろん、つたない英語を理解しようとしない輩には礼を言う必要もないし、謝る必要もない。