Sunday, Monday, Tuesday, Wednesday, Thursday, Friday, Saturday, 05-13-2006
家系図の続き。僕のアドバイザー達のアドバイザー、イングラム・オルキン教授のアドバイザーが実は Harold Hotelling だったことが判明した。本人からそう聞いた。
という訳で、どこまでさかのぼれるかな?とずっとラインをさかのぼっていったら、1650年のドイツ人 Erhard Weigel という人まで行った。指導者の指導者の・・・と 1650年まで行けるとは、なかなかすごい。しかも途中に Gustav Dirichlet >> Simeon Poisson >> Joseph Lagrange >> Leonhard Euler >> Johann Bernoulli という超有名どころ 5連続がある。ディリシュレーの先生がポワソンでその先生がラグレンジでその先生がオイラーでその先生がベヌーリ。
今日の時点で、このデータベースに 96527人が含まれている。その 36%にあたる 34761人が Weigel の子孫。同僚のレイフさんも同じく Weigel の子孫。という訳で、レイフさんとは親戚になった。どういう関係かというと、僕の 8代上が Poisson で、レイフさんの 10代上が同じ Poisson。
もし 1代上が同じだったら兄弟。2代上が同じだったら「いとこ」。 3代上だったら「??」。日本語は難しい。英語だと極めてシンプル。いとこが First cousin、3代上が同じだったら Second cousin、4代上は Third cousin... なんだかひとつずつずれているけど、1代上が同じだと、いとこでなくて兄弟だから、そこでずれる。
という訳で、レイフさんと僕の関係は "7th cousin, twice removed" となる。僕とレイフさんの 2代上の人が、7th cousin の関係にあたる。
つながっている、というだけでちょっと偉くなった気分。それは勘違いだ。
コメント
Dirichlet って多分初めて聞きました。彼の教え子たちもスーパースターなんですね。Poisson は今セメ取った学部レベルクラスで習いましたけど Lagrange とどう繋がるんだろう?って思ったら、全然確率・統計だけじゃないんですね。
ディリシュレーは Bayesian 関連ではよく聞く名前です。僕も最近まで知りませんでした。この頃は統計学、というより数学の一分野として確率をやっていたみたいですね。天才は分野を選びませんね。