Sunday, Monday, Tuesday, Wednesday, Thursday, Friday, Saturday, 05-15-2006
Nature という科学誌がある。かなり著名な学会誌。その 2004年9月30日号に、"Momentous sprint at the 2156 Olympics?" という題の 1ページの記事が載った。こんなグラフがあった。これは今までのオリンピックの男女別の 100mの優勝記録。青い方が男子で赤いのが女子。男子は 1900年から、女子は 1928年から始まった。途中、戦争でオリンピックが無かった年もある。
で、優勝記録とオリンピック開催年との関係を表したのが青と赤の実線。だんだん記録が良くなっている傾向がある。
そこまではいい。
この後、これを書いた人たちは、このままこの傾向が続くと仮定して、2156年のオリンピックでは、女子の優勝記録が男子の優勝記録より良くなる、と言っている。上の絵だと、二つの点線交わるのが 2156年あたりということだね。その頃の記録は 8秒0くらいだ。
すごいなぁ。
もちろん、問題は、このまっすぐ下降傾向がこのまま続くと仮定しているところ。
僕も彼らの理論を応用してみた。
僕は小学 6年生の時、100mを 14秒で走った。陸上部だったのだ。高校 1年生の体育祭では12.5秒だった。それを直線で表して、未来の予測に使う。下の絵の黒い線が僕の記録。
この予測で行くと、2006年には僕は 100mを 6.5秒で走れているはずだ。オリンピックに出てれば良かった。さらに 2024年には記録が 0秒をきる。あと 20年ほどで瞬間移動が可能になる。
コメント
僕は大学1年生の1年間に体重が17キロ減ったんですが、「このペースだといつゼロになるか」と計算したことがあります。もちろん今はその頃よりも体重は増えてます。
たびたびこのブログに登場する、同僚のレイフさんも同じようなことをしています。4/19/04 から 2/24/05 まで毎日2回ずつ体重を量って、その推移を解析したのが、彼のページに載っていました。
それで、このまま同じペースで増え続けると、102歳の誕生日には約 400パウンド (181kg) になる、と予測しています。(もちろんジョークです。念のため)