Sunday, Monday, Tuesday, Wednesday, Thursday, Friday, Saturday, 06-01-2006
6月だ。今年は2006年だから6月6日は6が3つ続く。聖書によると666は Number of the Beast (獣の数字) ということで忌み嫌われる。じっくり聖書を読むと、実は616かもしれないだとかいろいろあるみたいだけど。ま、でも聖書うんぬんを抜きにしても、666と言えば悪魔の数字だ。6月6日にちょっと先立って、悪魔の数字と邪悪なヤンキースの関係について書こうっと。 5月29日 にボンズに715号を打たれたビョンヤン・キムが悪魔の番号の名誉を受けたこともある、と書いた。
「トップス」というブランドのベースボールカードがある。ま、ベースボールカードと言ったらこれ。毎年シーズン開幕前にメジャーリーグの選手のベースボールカードを発売する。全選手のカードだから千枚以上になる訳だけど、それぞれに番号がついている。そこで、2002年以降にこの悪魔の番号のカードになった選手を見てみると・・・
2002年・666番=ビョンヤン・キム Byung-Huyn Kim (当時、ダイヤモンドバックス)
2003年・666番=トロイ・パーシボル Troy Percival (当時、エンジェルズ)
2004年・666番=ジョッシュ・ベケット Josh Beckett (当時、マーリンズ)
2005年・666番=キース・フォーク Keith Foulke (レッドソックス)
2006年・666番=アービン・サンタナ Ervin Santana (エンジェルズ)
この悪魔の番号に選ばれた5人の選手にはある共通点がある。
みんなピッチャー。
でもそれだけじゃない。
これは、みんな、その前の年にプレーオフでヤンキースを破ったチームのピッチャー。ビョンヤン・キムの場合は ここ で書いたように、あまり活躍はしなかったけど、それでもダイヤモンドバックスがヤンキースに勝ったのは事実だし、キムはそこの抑えのエース。他の4人は、それぞれのチームのエース級のピッチャー。
ベースボールカードの番号をつける仕事の人がヤンキースのファンで、ここ5年間、ヤンキースを破ったチームのピッチャーに悪魔の番号を与えているのだ。それが彼(彼女?)のヤンキースファンとしての仕返し。