Sunday, Monday, Tuesday, Wednesday, Thursday, Friday, Saturday, 08-08-2007
論文の生みの苦しみを また 味わっている.
「こことこことこことこことこことここを直したら,もう一回考え直してあげてもいいな」と言われてから1ヶ月半が過ぎた.その間にこの論文に関してやったことはゼロ.他のプロジェクトで忙しかった.早くやらなきゃなぁ.
いつものことだけど,論文を書き始めた時はいろいろ面白くて筆が進むんだけど,こうして2年後・・・飽きている.
でもそんなことじゃいけない.このプロジェクトはまだこれからいろいろな方向に進めるんだ.
メインのエディターと査読者ひとりは,「もうこれでいいよ」って言っている.だけどもう一人の査読者がいろいろ いちゃもんをつけている 批判をしている.的確な批判もあるし,そうでないのもある.
ま,「この学会誌で発表するに値する論文です」と言ってもらえてるだけいいか.
と先日ここまで書いたけれど・・・査読者の批判を読んだらみんなちゃんとした批判だった.全く僕が考えてもいなかった状況まで考慮している.なるほどね.こういう的を射た批判をされると,ちゃんと理解してもらっているということなので,それはそれでうれしい.
でも,直すのは結構簡単かな.
何となく批評に老婆心を感じる.「ま,若者ががんばってるみたいだから暖かく見守ってあげようか」という感じの.全体的に暖かみを感じる批評だ.この学会誌の査読者はこっちが誰か判ってるから本当にそういうところがあるかもしれない.逆にこっちは誰が批評しているかは判らないんだけどね.
ところで,僕は論文を短くするように心がける.何でかっていうと,長い論文は読むのが大変だから.長い論文読んでると最後まで行き着かずに疲れてしまう.だから自分で書くのは短く.あまりよくばらずに簡潔に.過去には非常に読みづらい,自分で読むのさえもいやになる論文も書いたけど(製薬協のMさん,ごめんなさい.),これは短くてスパッとしているのを目指している.言ってることも簡単だし.