Sunday, Monday, Tuesday, Wednesday, Thursday, Friday, Saturday, 04-07-2010
引き続き coupon collector's problem.
問3:全部そろっている確率を 90%以上にするには幾つ買えばいいですか?
○○
平均で云々とかよりも,本当に求めたいのはたぶんこの確率だ.
解き方は問2といっしょ.「○個までにそろっている確率」が判れば解ける.
○○
おまけが 6種類の時 23個買えば 90%の確率で全種類そろっている.この先は確率がゆっくりしか上がらないので,95%にしたかったら 27個買わなくてはいけないし,99%にしたかったら 36個も買わなくてはいけない.
おまけの問題:前置き
おまけの問題:問題
おまけの問題:答1
おまけの問題:答2
おまけの問題:答3
おまけの問題:発展問題
コメント
素人なので教えて欲しいのですが、
この問題って、
例えば明らかに違いがある独立した6群の実験で、
p<0.05の有意差で違いを検出したい場合は、
初めの例数設定でtotal 27例は必要だと思うよってことですか?
各群4-5例以上。
意外に少ないイメージですが、確実に違いが出るものであれば、
それくらいで十分ってことなんでしょうか?
この問題と6群の実験を結びつけるのはやや難しいと思います.質問の答終わり.
サイコロの1から6までが全て同じ確率で出る,という仮定の下だと,27回投げても全種類そろわない確率が5%未満なので,27回投げて1から6までそろっていなかったら,「全て同じ確率」という仮定を棄却してもいいかもしれないような気がしないでもない訳じゃない,くらいは言えないことはないかもしれないような気がしないでもありません.