Sunday, Monday, Tuesday, Wednesday, Thursday, Friday, Saturday, 06-09-2010
グーグルマップを見る時に全て英語で表記されるように設定しているのだけど,キャッシュを削除するたびに日本語に戻る.
うんざり.
前にも書いた けれど,間違いが多い,とかいうのが本質的な問題ではない(本質的でない問題ではあるけれど).問題は,勝手に日本語になるということだ.
グーグルの ヘルプフォーラム にも似たような意見の人がたくさんいる.
たぶん,どこかにカタカナ表記を必要としている人がいるんだと思う.例えば,僕もサウジアラビアの地名がサウジアラビア語で書かれていても困るからね.その場合はカタカナが良い.でもアメリカというか,英語圏の地名に限って言えば,こんなにひどい,見にくいカタカナにするんだったら英語のままでいい.
言語の選択をすぐにできるようにしてほしい.
グーグル(日本)は,こういう「日本語の OS を使っているんだから日本語の検索結果を上にしておきましたぜ」に類する,おせっかいが非常に多い.
Google マップの世界地図,海外地名がカタカナ表記に という記事をみつけた.2009年の夏だ.その記事によると従来は現地の文字やアルファベットで表示していた地名に、片仮名を併記して日本人が読みやすくした。とのことだ.さらに,グーグルの河合敬一プロダクトマネージャーが言うには不足や間違いも含まれているかもしれないが、この機能がもたらす価値を考えて、完全なものにするよりまずはリリースしたほうがいいと考えた、ユーザーからの声をたくさんもらってどんどんいい地図にしていきたい。
この機能がもたらす価値ってなんだ?
例えば,ナッシュビルにある Blakemore Ave が ブレイクモア・アベニュー と表記されることによってどんな価値がある?
がんばったのは判るけれど,河合敬一さん,失敗だとあきらめて即刻やめた方がいい.無意味で悪質で幼稚で独りよがりで邪魔なうえに低品質だ.
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でも,たぶん,そういう時代の流れなんだと思う.コンピューターが,使用者が望むであろうことを推測して,それに適した行動をとる.表示言語を OSの言語に合わせる,なんていうのは最も簡単なことだ.
ま,どっちにしろグーグルは「勝手に日本語機能」のせいで使いにくいので,マイクロソフトの bing / bing map に変えることにする.グーグルからマイクロソフトに移行,というのが時代の流れに逆らっているけれど,かえってナウい.今どきグーグルなんか使ってるのぉ?
地図は,ほぼ同じ機能をそろえているし,カタカナ表記うんぬんを抜きにしても,こっちの方が見やすいよ.
【例】僕が博士論文をてかてか書いていたピッツバーグ大学の 学びの大聖堂(27階にいた).グウグルマップ ではこんなにきれいに見れない.
コメント
確かに、Googleは余計なお世話機能・仕様が多い気がしますね。
でも、マイクロソフトの場合は、余計なお世話を「しない」わけじゃなくて、(Googleより悪質な)おせっかいをしたいんだけど、まだそこまで達してないっていう状態なような気がするんですが、それは考えすぎでしょうか。。。
時代の流れに逆らう思想なので,そこまで達していないマイクロソフトでも歓迎なんです.マイコロソフトが今のグーグルに追いつく頃,グーグルはキーの入力の仕方からユーザーが本当に何を求めているか判別できるようになっているでしょう.
なんだか、本当にそんな未来になりそうですね。便利というか怖いというか…。
とまぁ,自分で率先して地図を見る時はグーグルは避けられるのですが,他の(例えばレストランなんかの)ページに組み込まれている時は強制的に,阿呆なグーグルの日本語になります.
ムーアズ・レーンって...
あ,そっか.moore は日本語だと,ムーアなんだっけ?マイケル・ムーアとかデミー・ムーアとか.
o が一個多くても more と発音いっしょなんだけどな.