Sunday, Monday, Tuesday, Wednesday, Thursday, Friday, Saturday, 02-02-2011
アメリカ人は謝らない、ということをよく耳にする。一般論としては確かにそう言える。例えば交通事故でも、非を認める発言をした方がより大きい責任をとらされるらしい。
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アメリカに来る日本人に「アメリカになじむアドバイスをひとつ」と言われたら「必要以上に謝らないこと」だ。でもこれは、アメリカになじむ為に自分の非を認めない傲慢な人間になれ、ということではない。
(一般論だけど)日本人が I'm sorry. と言う時は、アメリカ人からすると「何で謝るの?」という場合が多い。
例えば「私の英語がつたないばかりに、迷惑をかけてしまってごめんなさい」 これが日本人的な思考だ。これを、アメリカ的にすると「私の英語がつたないのに、理解しようとしてくれてありがとう」なのだ。
たぶん、日本的に I'm sorry. と言いそうな場合の半分以上は実は Thank you. で良いと思う。(一般論だけど)アメリカ人は I'm sorry. と言われると(自分が言いなれていないので)必要以上に重く受け止めてしまう。「え、え、謝るとこじゃないよ」って。Thank you. と言った方が雰囲気もいい。
もちろん、つたない英語を理解しようとしない輩には礼を言う必要もないし、謝る必要もない。