Sunday, Monday, Tuesday, Wednesday, Thursday, Friday, Saturday, 02-13-2011
ナッシュビル は Music city と言われるだけあって、歌の題材になっていることも多い。ただカントリーミュージックに多いようで、ロック、ブルースに限って言えばメンフィスの方が断然に多い。
Tennessee 州のややマイナーな都市が出てくる Last Train to Clarksville という歌がある。60年代のアイドルグループ Monkees のデビュー曲だ。モンキーズはテレビ番組用にオーディションで選ばれたグループなんだけど、ある程度音楽的にも洗練されている。でも最後まで、あまり音楽的に真剣に取られなくて苦労したみたいだけど。ところで、ドラムをたたきながらボーカルと言えば、モンキーズかCCBだ。
クラークスビル行きの最後の列車に乗ってくれ。駅で待ってるから。
予約を取っておいたから4時半には会えるだろう。
乗り遅れないでね。
僕は朝には出発だ。その前に君に会わなくっちゃ。
最後の夜をいっしょに過ごそう。朝になったら僕の列車が来る。
行かなくっちゃ。
帰って来れるか分からない。
クラークスビル行きの最後の列車に乗ってくれ。駅で待ってるから。
コーヒ味のキスと、ちょっと話す時間くらいあるだろう。
クラークスビル行きの最後の列車に乗ってくれ。もう電話を切らなくっちゃ。
こんなうるさい駅だから君の声も聞こえない。駅でひとりで嫌になっちゃうよ。
帰って来れるか分からない。
比較的陽気なポップスなんだけど、実はベトナムの反戦の歌だ。クラークスビルの近くには空軍の基地があって、ベトナムに送られる前に恋人に会う、という歌。だから、帰って来れるか分からない。
ちなみに、クラークスビルには旅客列車は通っていない。